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レビュー
「アイスエイジ」笑いに満ちたストーリーと素晴らしい出来のCGに注目
「アイスエイジ」笑いに満ちたストーリーと素晴らしい出来のCGに注目

作品詳細
 野生動物を描いたアニメーション映画では、主人公たちはたいていはぐれ者だ。『アイス・エイジ』では、おつむもちょっと弱い。怒りに狂ったサイからナマケモノのシドを助けたマンモスのマニーは言う。「快楽のためにほかの動物を殺すほ乳類ってのは感心しないな」。もちろん、サイは草食性の動物だ。それにしても、悪役のサーベルタイガーも、生きるためにほかの動物を殺すわけではない。単に意地悪で殺すのだ。 人間の赤ん坊を見つけたマニーとシドは、「群れ」まで送り届けることにする。赤ん坊を狙うサーベルタイガーのディエゴは、優しい顔で連れ添いながら、赤ん坊を連れたマニーとシドを仲間たちが待ち伏せする場所まで導こうとする。冒険ものではあるが、ストーリーとCGは笑いに満ちている。異種間のぎこちない交流はほほ笑ましいし(シドがディエゴに「僕を食べないでくれてありがとう」と言うと、ディエゴが「俺はジャンクフードは食わない主義でね」)、ドードー鳥が絶滅した理由もおかしい(カギはスイカ)。サーベルタイガーの一匹は、最後には菜食主義になる。捕食はつまり本能なんかではなく、ひとつのライフスタイルなのだ。(Philip Brasor)

[ 2002年7月30日更新 ]

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