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『ラッシュアワー3』ジャッキー・チェン&真田広之 単独インタビュー

2007年8月23日 更新

『ラッシュアワー3』ジャッキー・チェン&真田広之 単独インタビュー

ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの息の合った名コンビで人気の『ラッシュアワー』シリーズ第3弾『ラッシュアワー3』では、パリを舞台にジャッキーと敵役として登場する真田広之が大暴れする。誰もが知る世界の大スター、ジャッキーと、数々のハリウッド映画に出演し、今や日本を代表する俳優となった真田。20年来の友人であり、今回初共演を果たした2人に、撮影中のエピソードや互いのことについて話を聞いた。

■ジャッキーが真田を大絶賛

■ジャッキーが真田を大絶賛

Q ライトアップされた美しいエッフェル塔でのお2人のファイトシーンがダイナミックで、素晴らしかったのですが、あのシーンはどのように撮られたのでしょうか?

ジャッキー
映画を撮る前に、パリに2度エンジニアと一緒にロケハンに行って、どこが撮れて、どこが撮れなくて、どういうのが危険で、どういうのに許可が下りないのかということを調べたんだ。実際の撮影期間は7日間で、ほとんどのシーンは現場で撮ったけれど、大きく跳ぶシーンなんかはCGを使っているんだよね。とにかくエッフェル塔の上での撮影はすごく大変だったよ。

Q 初共演されて、印象に残っていることはどんなことでしょうか?

ジャッキー
真田さんとのファイトシーンで、「彼はこんなにスゴイんだ」と、改めて知ったということだね。僕は、現場で武術指導もやっていたんだけれど、真田さんから「こういう風にやったらどうだろう、ああいう風にやったらどうだろう」という意見をもらったんだよ。それで実際出来上がったものを観たら、すごく動きがきれいだった。今までいろんな人を相手に闘ったけれど、うまくても、動きがきれいじゃない人が多かったからね。でも、今回の撮影を通して真田さんの能力のすごさに感心したよ。ここまですごいとは思っていなかった……。
真田
シェイシェイ(ありがとうございます)。
ジャッキー
人によっては1度っきりで、もう2度とやりたくない人もいるね。10月に別の映画を撮るので、この映画を撮り終わってすぐに、真田さんに、またぜひ出て欲しいと話したんだ。「撮り終えたばかりなので、少し間を置きたい」と返事があったんだけど、ぜひまた一緒にやりたいと思っているんだ。
真田
初めて共演して、本当の意味で彼の素晴らしさを再認識しました。クリエーターとしてもそうだし、スーパースターとしてもそうだし、ご自身もそうだし、メンバーも含めて……。僕自身、何から何までケアしてもらったので、毎日が楽しくてしょうがなかったですね(笑)。

Q どのシーンが一番印象に残っていますか?

真田
ドラマの要にもなっている、最後のシーンですね。かつて兄弟のように育った2人が再会して、敵と味方に別れて闘わざるを得ないというエキサイティングなんだけれども、ちょっと切ないところ……。役作りにしてもジャッキーとは20年来の知り合いで、同じ時代をアジアで育ち、生きてきて、肉体を駆使して、異国の地で初めて組んで、一緒に仕事をしている……。そんな20年間の2人の歴史物が、役に自然とオーバーラップして、台本を読んだときに、このシチュエーションでジャッキーと組めば、ほっといてもこういう感情がにじむだろう……という思いがありました。まさに現場はその通りで、役を作らなくても自然にわいてくるお互いの思いがあって、それがそのまま作品に反映した気がします。

■夏にピッタリの映画で夏の暑さを吹っ飛ばせ!

■夏にピッタリの映画で夏の暑さを吹っ飛ばせ!

Q 大勢のファンがこの映画の公開を楽しみにしていますが、ファンに向けてメッセージをお願いします。

ジャッキー
毎年1本の映画をファンの人たちにお観せする、ということは僕にとって必然。今までファンの皆さんの応援がなければ、僕はすでにリタイアしていたと思うんだ。ここ1、2年は映画や製作、チャリティーではユニセフの親善大使もしていて、世界中を駆け回っていて、なかなか日本に来る機会がなかったけれど、毎回日本の皆さんはとても熱心に応援してくれるので本当にうれしいよ。この映画がいいかどうかは、皆さんが観て、判断してほしいな。
真田
いろいろな活動をしてきたジャッキーの奥深さが凝縮されている作品だと思うし、自分もジャッキーとでしかできないものにしたいという思いが強かったです。そんな、熱い思いを感じとってもらえる作品だと思っています。暑い夏に、熱い映画で楽しんでいただきたいと思っています。

取材・文:福住佐知子 写真:秋山泰彦

『ラッシュアワー3』は8月25日より有楽座ほかにて公開。

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