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『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』観月ありさ 単独インタビュー

2015年3月19日 更新

『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』観月ありさ 単独インタビュー

今年35周年を迎えた『映画ドラえもん』シリーズ。最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、宇宙海賊に狙われたポックル星を救うために、のび太たちがヒーローになって大活躍する。本作で、宇宙海賊の紅一点・メーバの声優を務めた観月ありさが、初めて挑戦した声優体験を振り返り、魅力的な悪役が誕生した裏側を明かすとともに、『ドラえもん』の魅力を語った。

■やってみたかった声優の仕事

■やってみたかった声優の仕事

Q 今年35周年を迎えた『映画ドラえもん』シリーズで、観月さんにとって初めてとなる声優のオファーを受けた時のお気持ちはいかがでしたか?

声優というお仕事は、以前からやってみたいと思っていたんです。でも、なかなかタイミングが合わなかったり、機会に恵まれなかったんですよ。なので今回、誰もが知っている『ドラえもん』の声優というお話を頂いて、すごくうれしかったですね。

Q 声優のお仕事に興味を持たれたきっかけは?

特に何かがあったわけではないんですが、わりとアニメが好きなので、声優というお仕事って面白そうだな~と。自分の声を、自分とは別のキャラクターに乗せていくというのに興味があったんですよね。

Q アニメお好きなんですね!『ドラえもん』も小さいころからご覧になっていましたか?

観ていました! ドラえもんがどうしてこういう姿になったのかという話を、小さいころに読んだ覚えがあります。小学生ぐらいの時に、学校で『ドラえもん』の話をしたりしていましたね。

Q ということは、アニメはもちろん、漫画の方もご覧になっていた?

もちろん! 漫画の方も読んでいました。

■『ドラえもん』なのにセクシー!?

■『ドラえもん』なのにセクシー!?

Q 今回の観月さんのキャラクターは、アメーバを基にしたメーバというキャラクターですが、見た時の印象はいかがでしたか?

青くて無機質な感じですし、体も伸びたり変形したりするので、『ドラえもん』の中では異色の特殊な悪役かなと思いましたね。あと、すごくクールな感じの役なので、声でどう表現していこうかなと思いながらやらせていただきました。

Q ゲスト声優で出演される場合にはその方にそっくりなキャラクターとして登場されるケースも多いのですが、観月さんの場合はキャラクターありきで、観月さんご自身のイメージとはまた違った役どころでしたね。

監督の意向がしっかりあって、「宇宙海賊の紅一点なので、他のキャラクターと違ってセクシーさが加えられるといいです」と言われたときは、「『ドラえもん』の中にセクシーさを入れるのか……意外だなあ!」と思いながらやらせていただきました(笑)。でも、基本的には気性が荒くて、部下を使ったり、男の人を従わせているような役回りの女海賊なので、そういうところは苦労せずにできたかなと思っています。

Q 作品に溶け込んでいて、すごく楽しそうに演じられているなと感じました。

すごく楽しかったですね(笑)。監督からは「歌を歌うようにセリフを言ってください」と言われたので、滑らかに歌うような抑揚のつけ方でセリフを言ったらいいのかなと思いました。声だけなので、お芝居している時よりは数割増しで大げさに表現したりもしていますし、自分の声の特徴を生かして、ここはちょっと太い声でいこうかなとか、ここは女性らしく細い感じでやろうかなと考えながらできたので、本当に楽しかったです。

Q 「声優は難しい」とおっしゃる方も多いですが、やってみたいと思っていた声優というお仕事を実際に経験されて、いかがでしたか?

わたしはわりとすんなりとその世界に入れて、難しいというよりは、本当に楽しんでできた感じでした。思っていたよりもすんなり終わってしまって、「あれ? もうちょっとやりたいんだけどな(笑)」というぐらいの感覚でした。

Q どのぐらいのお時間で?

1時間もかからなかったかも(笑)。

Q それは物足りないですね(笑)!

そうなんですよ(笑)。だから、「やっとこのキャラクターをつかめてきたような気がするんだけど」と思った時にはもう終わっちゃって、「え、もうちょっとやりたいんだけどな~。メーバの出番、増やしてくれないかな?」という感じでしたね。

Q では、また声優に挑戦したいと(笑)。

また機会を頂けるなら、いろいろな作品に声を乗せてみたいですね!

■点数をつけるなら80点!

■点数をつけるなら80点!

Q 完成した作品をご覧になって、どう思われましたか?

『ドラえもん』の夢の世界に「あっ、自分が参加している!」という感じがして、楽しんで観ることができました。ちょっと子供の時の感覚を思い出したりとか、後に自分に子供ができたりしたら、「これ、お母さんの声なんだよ!」と言えるなと思ったりして、観客の一人として楽しんで観ることができました。

Q ご自分の出来に点数をつけるとしたら、100点満点で何点になりますか?

そうだなあ……80点ぐらいですかね! 結構、高得点(笑)。残りの20点は、もうちょっとここで一声入れられたかなとか、もうちょっと長く言っても良かったかなとか、もっとハッキリ言っても良かったのかなとか、そういう反省点と欲が出てきたというところですね。

Q のび太くんたちがヒーローになって、特技を必殺技として繰り出すシーンがありますが、もし観月さんもヒーローになれたとしたら、どんな必殺技だと思いますか?

きっとわたしものび太くんみたいに役に立たない必殺技なんじゃないかなと思います。「なんでこれなの!? 何の役にも立たないじゃん!」って思うんじゃないかな(笑)。でも、戦いの時には役に立たなくても、いろいろな場面で役に立っていて、よくできているなあと思いました。

■出演したことであらためて感じた『ドラえもん』の魅力

■出演したことであらためて感じた『ドラえもん』の魅力

Q 今回、声優として出演したことで、あらためて『ドラえもん』の魅力や、これだけ長く続いている理由を感じたりしましたか?

やっぱりこのメンバーみんながすごく個性的でかわいいし、なおかつ、観ている人たちが笑顔になっちゃうところですね。そういうアニメだからこそこうして35年も続いているのかなと思います。わたしも今回、声優をやらせていただいて、ドラえもんと会ったりしたんですけど、自然と笑顔になっているんですよね(笑)。そうやって人を笑顔にさせる存在がドラえもんであり、そして作品が長く続く秘訣(ひけつ)なんだなとすごく感じました。

Q 刺激も受けましたか?

そうですね。あらためて、人を笑顔にさせる魅力って素晴らしいなと思いました。わたしも女優業ではコメディーをやる機会が多いので、観ている方が自然と笑顔になるような作品はやっぱりいいものだなとあらためて思いました。

Q では最後に、今回の作品の見どころを教えてください。

本当に自然と笑顔になってしまうようなキャラクターと、子供はもちろん大人が観ても楽しめるようなお話になっていると思いますので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。

取材・文:小島弥央 写真:高野広美

『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は全国公開中

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