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あやしい彼女 (2016)

監督
水田伸生
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  • みたログ 3,132

4.15 / 評価:2,715件

おばあちゃんって、いつも飴くれるよね……

  • fg9***** さん
  • 2017年3月13日 13時30分
  • 閲覧数 134
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …オリジナルの韓国版『怪しい彼女』は文句なしの☆五つで、また、本作の主演の多部未華子も大好きなので愉しみに観る。
 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。
 『女手一つで娘を育て上げた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな性格のため、周りからは敬遠されがち。
 ある日、ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると、20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)になっていた。
 カツはヘアスタイルやファッションを一新、名前も節子にし、人生を取り戻そうと決意。
 その後、のど自慢大会で昭和歌謡を歌ったことから……。』
 名前は、オードリー・ヘプバーンと原節子の名前から“大鳥節子”と名乗り、ヘアースタイルもオードリー・ヘプバーン風で超キュートだ。
 で、オリジナルの韓国版『怪しい彼女』では、主演は「小林聡美を若くしたようなシム・ウンギョン」と書いたが、瀬山カツの娘が小林聡美だったので、かなりオリジナルを意識した配役だったと勝手に想像する。
 で、のど自慢大会で歌った唄は坂本九の「見上げてごらん夜の星を」で、格別に上手とも思えなかったが、清楚感は際立っていたな。
 で、この歌声を耳にした若手歌手発掘のプロデューサーの要潤に見初められるのだが、先ずは、小林聡美の息子(カツの孫)がロックバンドを組んでいたので、そのバンドのボーカルとして路上ライブで美空ひばりの『真赤な太陽』を歌ったりして小銭を稼ぐのだった。
 オリジナルのシム・ウンギョンが超絶に唄が上手かったので、『真赤な太陽』もそれほど聞き惚れた訳ではなかったが、フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」を歌い出した時には、切なくて悲しくて涙が溢れ出してしまったゾイ。
 過去の節子(カツ)の苦労譚と歌詞がマッチして、多部未華子のピュアー感がタマランかったな。
 ジーンときたシーンと言えば、ショッピングモールでの節子のとった行いだ。
 赤ちゃんを抱きかかえた母親が駄々をこねた幼子に手をあげてしまうのだが、その殴られた幼子、殴った母親双方に対して、「頑張ってるもんね~」と優しく温かく誉めてあげるのだった。
 この場面は子育てで苦労してきたカツでなければ出来得ない行いで、ジーンと心に染みたっけ……。
 ラストのわだかまりのあった母・娘が打ち解けるシーンもウルウルとなった。
 母がどんなに苦労しても頑張ってこられたのは、娘の存在があったればこそっだったのだ。
 小林聡美は安定の上手さだったな。
 カツの幼馴染の次郎(アコーディオン・ヘアーの志賀廣太郎)もイイ味を出していたな。
 ストーリー的にはオリジナルを超えるほどの面白さはなかったが(当たり前か…)、多部未華子の可憐なコメディエンヌぶりとキュートな前髪に☆一つプラスしちゃおう。
 それにしても、おばあちゃんって、いつも飴くれるよね……お駄賃…元気付け…がんばりんしゃい……という意味なのかな?

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