ここから本文です
Yahoo!映画 メンテナンスのお知らせ
2017年6月29日(木)0時 ~ 24時の間、メンテナンスを実施します。 期間中は、「みた」「みたい」「レビュー」「まとめ」の投稿や編集、削除機能がご利用いただけません。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承ください。

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 (2007)

ANNIE LEIBOVITZ: LIFE THROUGH A LENS

監督
バーバラ・リーボヴィッツ
  • みたいムービー 292
  • みたログ 398

3.48 / 評価:88件

解説

世界中のセレブを被写体に活躍を続ける女性写真家アニー・リーボヴィッツに迫るドキュメンタリー。輝かしい成功を手にした一流のポートレート・フォトグラファーが、女性として母として全力で生きる原動力を、セレブへのインタビューや撮影秘話などから浮き彫りにする。監督、脚本、製作をこなしたのは、アニーの実の妹のバーバラ・リーボヴィッツ。苦悩を抱えながらも、たくましく生きるアニーの姿に勇気づけられる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ローリングストーン誌から華々しいキャリアをスタートさせ、世界的な女性写真家として活躍を続けるアニー・リーボヴィッツ。世界中のセレブを相手に一流のポートレート・フォトグラファーになった彼女は、輝かしい大成功を収めた現在でも、“倒れるまで仕事をする”と語る。カメラはそんな彼女の原動力を探っていく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

Photographs (C) 2007 by Annie Leibovitz
Photographs (C) 2007 by Annie Leibovitz

「アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生」アニー・リーボビッツの歴史は見えても、本質は見えてこない

 アニー・リーボビッツの写真は絵画的である。被写体の本質をひとかけらだけ引き出し、小道具を使って再構築させ、およそ自然とは程遠い絵を作るにも関わらず、人物の本質はより浮き彫りになる。このリーボビッツならではのユニークな写真を一挙に、しかも巨大なスクリーンで見られるのはかなり貴重なチャンスと言える。しかも写真の裏側を、彼女と被写体であるスターの両方が解説してくれるのだ。膨大な写真の数々から、アメリカの時代が見えてくるのも興味深い。

 しかしそういった時代の流れ、写真の裏側、リーボビッツの歴史は見えてきても、自身についてはワーカホリックでエネルギッシュだという側面しか見えてこない。監督が実妹なのが裏目に出たのだろう。取材対象者への貪欲な好奇心がなく、身内だからこそ本人が語りたがらない領域にずうずうしく踏み込んでいくこともない。だから恋人であった女性批評家スーザン・ソンタグについても、2人の関係を語るのは周りの人間で、彼女自身はエピソードを多少話すだけだ。子供たちについても、映像がたくさん出てくるわりに詳細がわからず、養子をもらったのだろうと想像するしかない。そういった個人的な点をやんわり避けていてはリーボビッツの本質が見えてくるはずがない。もっと彼女の内側に近づいてほしかった。(木村満里子)

映画.com(外部リンク)

2008年2月7日 更新

本文はここまでです このページの先頭へ