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ガルム・ウォーズ (2015)

GARM WARS: THE LAST DRUID

監督
押井守
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2.30 / 評価:222件

民族「ガルム」の神は、虚無の神である

  • rah***** さん
  • 2016年5月24日 21時50分
  • 閲覧数 1944
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

(1)カラ:空の部族コルンバの女性兵士・スケリグ:陸の部族ブリガの男性兵士・ウィド:情報部族クムタクの老人・ナシャン:部族ドルイドの生き残り・グラ:神聖な犬
(2)数億年以上前、星アンヌーンには、クローン民族「ガルム」が存在した。彼らは、身体を機械化し、記憶をデータ化。肉体が破壊されても、クローンへ記憶データを引き継がせ、蘇る。そのため“子”を作らずに、何世代も種族を維持。
(2)-2 「ガルム」8部族は、長い間、激しい部族間の戦いを行い、その結果、3部族となる。今や、空の部族コルンバ、陸の部族ブリガ、情報部族クムタクが、星アンヌーンの覇権を争う。
(3)空の部族コルンバのカラの戦闘機が、陸の部族ブリガの巡洋艦に追われるシャトルを救出。シャトルには、情報部族クムタクの老人ウィド、部族ドルイドの生き残りナシャン、そして神聖な犬グラが、乗っていた。
(4)今や、拿捕されて、ウィド、ナシャン、犬グラは、コルンバ族の航空母船へ、収容される。
(4)-2 母船内で、空のコルンバ族の上官達は、ドルイド族ナシャンの“力”で、瞬時に殺害される。
(5)ドルイド族ナシャンを奪還すべく、スケリグ率いる陸の部族ブリガが、コルンバ族の母船を強襲。陸の部族ブリガのスケリグが、ウィド、ナシャン、犬グラを捕獲し、シャトルで、母船から脱出する。
(6)母船とクローンを破壊され、怒りに震えるカラは、戦闘機で、ついにシャトルを撃墜するが、自身も、陸の部族ブリガの巡洋艦から攻撃を受け、墜落。
(6)-2 砂漠の荒野に、カラの戦闘機は墜落。彼女は、辛うじて生存。ブリガ族のスケリグ、彼が連行したウィド、ナシャン、犬グラを、カラが、追跡する。
(6)-3 カラは、海岸で、スケリグへ襲いかかるが、屈強な男性兵士スケリグの返り討ちにあい、カラは倒れる。スケリグがトドメを刺そうとした瞬間、神聖な犬グラが、カラをかばう。武器を収めるスケリグ。そしてカラも武器を収める。
(7)クムタク族の老人ウィドが、カラに語りかけた。「創造主は、なぜこの星を去ったのか?」「われわれ、すなわち、星アンヌーンのクローン民族“ガルム”とは一体何者なのか?」「戦いの果てに、われわれには、一体なにがあるのか?」
(7)-2 情報部族クムタクのウィドは「その”答え”と、自分たちのルーツを見つけよう」と、空のコルンバ族カラと、陸のブリガ族スケリグに、提案し、同意を得る。彼らは、伝説の森「ドゥアル・グルンド」を目指し、旅に出る。
(8)一行はついに、伝説の森ドゥアル・グルンドにたどり着く。クムタク族の老人ウィドが、ドルイド族の生き残りナシャンのスイッチを入れ、“起動”する。ここからは、ナシャンの”導き”が必要なのだ。
(8)-2 突如、カラとスケリグの前に、2体の巨人兵があらわれる。2体を倒し、終わったと思ったのもつかの間、他の巨人兵が、次々と出現。スケリグは、捨て身の攻撃をしかけ、最後の巨人兵を倒すが、戦死する。
(9)一方、情報部族クムタクの老人ウィドと、ドルイド族ナシャンが、聖地の”泉”にたどり着く。すると、ドルイド族ナシャンが、突如ウィドの目の前でフードを取り外し、ブロンドの美少女の姿をあらわす。ナシャン(本性「マラーク」)は、巨大な怪物(クリーチャー)となり四肢をむき出し、泉の大木へ蛇のように巻き付く。そして、マラーク(ナシャンの本性)は、クムタク族ウィドの肉体を乗っ取る。そこへ、コルンバ族カラが、駆けつける。
(9)-2 カラは、怪物(クリーチャー)と化したドルイド族ナシャンを、ライフルで破壊。だがすでに、マラーク(ナシャンの本性)は、クムタク族の老人ウィドへ乗り移っていた。カラは、ウィドの手足をライフルで撃ち大木に張りつけ、身動きが取れないようにして、ウィドの精神を乗っ取ったマラークを、尋問する。
マラークが、答える。「(1)星アンヌーンのクローン民族「ガルム」の存在に意味などない。(2)ガルムには、子孫を残す価値すらない。(3)彼らの戦争は、終わらない。(4)本当の戦争は、これからである。」
カラは絶望し、ライフルでウィドを撃ち殺し、マラークもろとも破壊する。
(10)時は流れ、いがみ合っていた空の部族コルンバ、陸の部族ブリガ、情報部族クムタクは、互いに同盟し、大きな戦いに備えていた。対する勢力は、巨人兵の大軍団。これから、クローン民族「ガルム」の存亡をかけ、巨人兵たちと「ガルム」との最終決戦が、開始される。
《感想》
悲しい結末である。一切が、無意味とされる。すなわち、星アンヌーンのクローン民族「ガルム」の存在は、全くの無意味。キリスト教の神が、「産めよ増やせよ地に満てよ」と人間を祝福したのと正反対。星アンヌーンの神は、ニヒリストであり、虚無の神である。神は、ただの戯れで、星アンヌーンの民族「ガルム」を創造した。

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