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ゴッホ 最期の手紙 (2017)

LOVING VINCENT

監督
ドロタ・コビエラ
ヒュー・ウェルチマン
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  • みたログ 890

4.01 / 評価:726件

ゴッホ自身にも観ていただきたくなる秀作

  • fg9***** さん
  • 2019年5月20日 16時05分
  • 閲覧数 93
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。
 『ある日、郵便配達員ジョゼフ・ルーラン(クリス・オダウド)の息子アルマン(ダグラス・ブース)に、パリへ送付する1通の手紙が委ねられる。
 その手紙は父の友人であり、自ら死を選んだ画家ゴッホが弟のテオに宛てたものだった。
 ところがテオの居所を探しているうちに、彼がすでにこの世にいないことが判明する。』
 なんら予備知識もなく観始めたら、ゴッホタッチの油絵のアニメーションだった。
 その油絵がペラペラマンガの要領で動き出したものだから、驚いてある解説を見ると次のようにあったので更に驚いた。
 「ダグラス・ブースとシアーシャ・ローナン共演で、まず実写として撮影した映像をもとに、総勢125人の現代の画家たちが、ゴッホの絵のタッチを再現しつつ、62450枚もの油絵を制作。それをさらに、1秒に12枚の油絵を撮影した高解像度映像によって“動く油絵”として再構成し、このなんとも魔訶不思議な体感型の異色アート映画がここに誕生した。 」
 そんなゴッホ愛に満ち溢れた作品だったので、実際にゴッホが描いた絵画と似ている情景が出てくると、画面だけに釘付けになってしまい、ついつい字幕を追うのが疎かになってしまうのだった。
 ゴッホについては、自分の耳を切り落とした狂人で、37歳の若さで自らの腹を拳銃で撃ち抜いて自殺した……ぐらいの知識しかなかったが、腹を拳銃で撃ち抜くという方法、また、銃弾の入った角度が不自然という理由から、自殺説には懐疑的であるというミステリアスなストーリーには心を惹かれたことでもあった
 真相の解明とまではいかず謎を残したままで終わるが、他殺説の方が濃厚のように思われたが如何???
 原題は『Loving Vincent』であるのも頷ける、凄まじいまでにゴッホ愛に満ち溢れた作品で、可能であるならば、若くして不遇のうちに生涯を閉じたゴッホ自身に是非とも観ていただきたくなる……そんな狂気じみた圧倒的なエネルギーが凝縮した秀作で、十分に見応えがあった4.4点といったところかな。

(メモ 総レビュー数:3347件、2019年度177作品目)

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