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サロゲート (2009)

SURROGATES

監督
ジョナサン・モストウ
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3.07 / 評価:709件

解説

ロボットがすべての社会生活を代行してくれる未来社会を舞台にしたSF・アクション・サスペンス。『ターミネーター3』のジョナサン・モストウがメガホンを取り、人間にとってユートピアのような社会にひそむ巨大な陰謀を描く。ある殺人事件を捜査するFBI捜査官を演じるのは、ブルース・ウィリス。ほかに、『サイレントヒル』のラダ・ミッチェルや『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクらが共演。登場人物たちのアンドロイド風特殊メイクにも注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。人間は自宅でサロゲートをリモートコントロールするだけで、リアルな世界に身を置くことはなくなった。ある日、あるサロゲートが襲われ、使用者本人も死亡する事件が起こる。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査するが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)Touchstone Pictures, Inc. All Rights Reserved.
(C)Touchstone Pictures, Inc. All Rights Reserved.

「サロゲート」身体的接触が希少になった世界の危うさを痛感させられるSFサスペンス

 「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ監督が、かつてない方法でロボットを活用する近未来社会の危機を描くSFサスペンス。

 遠くない未来。人々は意思も感覚もリンク可能な分身ロボット(サロゲート)を持ち、社会生活を代行させていた。自宅のマシンに座り、意識をサロゲートに飛ばせば、代わりに働いてくれる。しかも、事故や犯罪でサロゲートが破壊されそうになると、リンクは自動的に解除され、本人には害が及ばない。安心して危険な冒険やスポーツも楽しめるのだ。

 しかし、男女2体のサロゲートが何者かに破壊され、持ち主たちも死亡する事件が発生。FBI捜査官グリアーは、事件の謎を追う。

 街の人々はみなサロゲートで、グリアーを演じるブルース・ウィリスも若々しい金髪の分身姿で登場。役者たちの微妙に違和感のあるロボット演技はおかしいし、「ターミネーター」を思い出させるアクションも楽しい。

 だが、グリアーが謹慎処分を受け、サロゲートを使えずに生身のブルース・ウィリスが捜査を始めると、ユートピアに隠された殺伐とした真実が露にされていく。生身では外出もできず、自室に引きこもって誰とも素顔で向き合えない人々。身体的接触が希少になった世界の危うさを痛感させられる。ただ、容姿や身体能力など、サロゲートを選ぶ際の規則などは不明。サロゲートに反対する人権組織の有り様も不明瞭で、物語に深みがないのが惜しい。とはいえ、傷つき疲れたグリアーが癒されるラストは感動的だ。(山口直樹)

映画.com(外部リンク)

2010年1月14日 更新

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