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シカゴ (2002)

CHICAGO

監督
ロブ・マーシャル
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3.94 / 評価:1,015件

解説

 1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会った。彼女は不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーのおかげで、巷では一躍スター扱い。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようとビリーを雇うのだが…。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「シカゴ」─ゼタ=ジョーンズのビッチぶりに拍手

ビッチを演じれば、おそらくハリウッド・ナンバーワンのキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。その彼女が本領を発揮したのがこのミュージカルだ。

浮気した夫と自分の妹を殺し、そのあとすぐに舞台に立って歌い踊る。しかも豊満なボディをフルに見せつける大迫力で。まさに<ショウ・マスト・ゴー・オン>を体現したようなこのオープニングから、われわれの目は彼女に釘付けになる。刑務所に入ってからの女名主状態も、ビッチの面目躍如で何とも小気味いい。それは、ああ、ビッチに憧れちゃうかも……何て女性が出てきても不思議じゃないくらいだったりする。

それに比べると、主演のレニーはひ弱過ぎて存在が薄く、なぜ彼女がオスカーにノミネートされたか不思議なほど。実際、本当に踊り歌うのもフィナーレだけで、ほかはモンローを気取った(って胸のほうはちがいますが)つぶやくような歌と、申し訳程度のタップを踏むだけだ。まあ、それがまたキャサリンを引き立てることになっているのだけど……。

演出のほうは、退廃や官能とはほど遠いが、構成が巧み。唐突に歌い出す、あの違和感を払拭したのは偉い。つまり、ミュージカルが苦手な人もOKということだ。(渡辺麻紀)

丸の内プラゼールほか全国松竹系にて公開中

[eiga.com/4月22日]

映画.com(外部リンク)

2003年4月22日 更新

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