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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム (2011)

SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS

監督
ガイ・リッチー
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3.61 / 評価:1,090件

解説

『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと『コールド マウンテン』のジュード・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。監督は、前作に続き『スナッチ』のガイ・リッチー。また、2人と手を組むヒロインを、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズのジャレッド・ハリスが敵役として登場。ヨーロッパをまたに掛けて活躍する、ロバートとジュードの絵になるコンビに期待が高まる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
(C)2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」謎解きゲームの要素は希薄になり、アクション大作に完全移行

 ガイ・リッチーとロバート・ダウニー・Jr.がシャーロック・ホームズの世界を変えてしまった。知的な謎解きゲームの要素は前作以上に希薄になり、大がかりなアクション大作に完全移行しているのだ。今回の悪党は、ホームズの宿敵モリアーティ教授。世界中で起こっている重大事件の大半は彼の仕業という悪の権化だ。そのモリアーティが世界大戦の勃発を目論見、ホームズとワトソンが阻止しようと戦う。何やら「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」に似通った展開なのがおかしい。

 それでも楽しく見られるのは、ダウニー・Jr.=ホームズのやんちゃで可愛いキャラの賜。ワトソンの関心をつなぎ止めようと、あの手この手で冒険ごっこの楽しさをアピールするホームズはまるで恋する少年だ。そう、謎解きとアクション以上に彼がスクリーンに刻みつけるのはワトソンへの愛なのだ。ワトソンを結婚式場に送り届けるホームズの切ない表情にドキッ。反対に、危険にさらされたワトソン夫婦を危機一髪で救助する時は「僕がいなくちゃダメなのよ!」と得意満面ですこぶる可愛い。ワトソンとの至福の時間を過ごすために、敢えて危険に身を投じているとしか思えない。そんなキャラがダウニー・Jr.にすごくマッチしているのだ。

 敵を追ってフランスからドイツ、そしてスイスへと移動。場所によってアクションのスタイルが変わり、派手に盛り上がって見飽きないが、肝心の推理ドラマ部分が雑になったのが残念。本家「ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパスも、女を愛さないこのシリーズの空気に負けたのか、今ひとつだ。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2012年3月8日 更新

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