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シャーロック・ホームズ (2009)

SHERLOCK HOLMES

監督
ガイ・リッチー
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3.60 / 評価:1,925件

解説

『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrと『スルース』のジュード・ロウが、名探偵シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソン博士を演じるミステリー大作。国を揺るがす謎の敵を前に、ホームズとワトソンの強力なタッグで壮絶な闘いを繰り広げる。共演は宿敵ブラックウッドに『ワールド・オブ・ライズ』のマーク・ストロングほか、レイチェル・マクアダムスら。『スナッチ』のガイ・リッチー監督が作り上げた、激しいアクションが満載の新ホームズに期待したい。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
(C)2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

「シャーロック・ホームズ」名探偵の謎解き映画というより、悪の野望と闘うアクション大作という趣

 名探偵の謎解き映画というより、悪の野望と闘うアクション大作という趣。シャーロック・ホームズも、従来の温厚で知的な中年紳士のイメージを一新。腕っ節自慢のやんちゃ坊主になっている。あらためて「緋色の研究」を読んだら、意外にも今回のほうがオリジナルに近かった。一方ワトソンは、ホームズの頭脳に感心するだけの助手からポジションがアップ。その才能は認めつつ、時にはホームズを手のかかる弟扱いする兄貴の雰囲気だ。実年齢とは逆に兄貴キャラのジュード・ロウと弟キャラのロバート・ダウニー・Jr.のコンビがぴったりはまった。ワトソンの結婚にホームズがスネてイタズラしたり、男の友情に女は邪魔だといわんばかりの微妙な目線も面白い。

 舞台となる1890年のロンドンは、工業技術と科学が飛躍的に発達し、猥雑なエネルギーが渦を巻いている世界。その権力の上層部に君臨し、科学技術を黒魔術にみせかけて人心を掌握しようとする敵。それ以上の科学知識で陰謀を暴いていくホームズ。食肉解体工場、造船所、建設中のタワーブリッジと場所を移動して展開するアクションと、ホームズらしい推理力の披露がバランスよくブレンドされている。時間を巻き戻して謎解きプロセスを解説する手法はガイ・リッチーお得意の手法だが、今までそこに生まれていた笑いの間が今回は消えてしまっている。世紀末ロンドンを飾る大道具、小道具が多くて、画面がうるさすぎたのが禍したのかもしれない。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2010年3月11日 更新

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