ここから本文です
Myムービーの旧データのダウンロード機能提供終了のお知らせ
2017年6月1日をもってMyムービーの旧データ(2014年7月以前)のダウンロードを停止させていただく予定です。 詳しくはこちらをご確認ください。

トム・アット・ザ・ファーム (2013)

TOM A LA FERME/TOM AT THE FARM

監督
グザヴィエ・ドラン
  • みたいムービー 86
  • みたログ 315

3.49 / 評価:203件

10月のトウモロコシ畑はナイフのようだから

  • fg9***** さん
  • 2017年4月18日 16時34分
  • 閲覧数 137
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …グザヴィエ・ドラン監督作品は、『胸騒ぎの恋人(2010)』、『わたしはロランス(2012)』と観てきて、いずれも気にいったので愉しみに観る。
 …あらすじは、解説のとおり。
 モントリオールの広告代理店で働く青年のトム(グザヴィエ・ドラン)。
 元同僚で恋人のギョーム(男性)が交通事故で急死し、その葬儀に参列すべく、トムは亡き彼の故郷である地方の農場へと向かう。
 ギョームの実家に到着後、生前の彼が同性愛者であることを母親のアガットには隠し、女性の恋人がいると嘘をついていたことをトムは初めて知る。
 一方、弟の秘密を知っていた兄のフランシスは、あくまでトムが単なる友人であると母親の前で嘘をつき通すよう強要し…。
 で、このギヨームの兄のフランシスという奴は、オフクロさんには頭が上がらない癖に、
 居丈高で暴力的でなんとも不気味な野郎で、トムでなくても神経が擦り減らされてしまう。
 で、トムはさんざん暴力に苦しめられながらも、亡き恋人のギヨームと同じ香水の匂いをフランシスに嗅ぎ、倒錯した思いでフランシスに気持ちが傾いていくのだった。
 しかし、このフランシスが両刀使いで、亡き恋人のギヨームまでもが両刀使いだったことを知り、一時はフランシスと共に『トム・アット・ザ・ファーム』を決意したのだったが、ウォルシュさんがお書きになっているとおり、『USAのロゴ入りのジャケットを着たフランシスから逃げ出したトムの胸中を、車中のエンドロールに流れる‘アメリカにはうんざりだ’の曲とシンクロさせている』幕引きは喪失感一杯で切なくなった。
 それにしても、ウォルシュさんは良く見ていますね~。
 『「Mommy」とは対照的に、本作の画面サイズを変化させる技法は左右ではなく、上下だ。
 押しつぶされそうな感情、精神的に追い詰められた状況で負荷がかかるように画面が狭まっていく。』
 事前に読んでいなかったら、気が付かなかったかも知れない。
 ありがとうございました。
 気付かないといえば、『10月のトウモロコシ畑はナイフのようだから、近付かない方がいい。』
 これは、本作を観た人でないと解からないだろうな~~笑。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここまでです このページの先頭へ