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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (2016)

BATMAN v SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE

監督
ザック・スナイダー
  • みたいムービー 1,074
  • みたログ 5,849

3.23 / 評価:4,455件

映像とムードはいいけど話は浅い

  • i_seraphim さん
  • 2017年3月20日 4時38分
  • 閲覧数 837
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

観終わってタオさんがかわいかったなー、ぐらいしか収穫がない映画でした
中盤までのムード作りとか映像とか小道具とかは傑出していると言ってもいいぐらいなんだけど、結局それだけなんだよね
映像だけであとは何もない

まず思ったのは「アレ?バットマンってこんな人だったっけ?」ということで、なんか思ってたような人じゃないんだよなー
こんな風に他者に問題の全責任をおっ被せて「あいつさえいなければ」とか「ぶっ殺す!」みたいになっちゃう人じゃなかったと思うんだけど
バットマンという作品でいつも周辺のムードが暗いのは常に闇を抱えた自分の内面を自覚して自分の内なる悪と戦っているからこそだと思ってたんだけど、自分の外に悪を追い出して他者に悪を投影して暴力で抑えつけようとするとかもうヒーローとはいえない感じになっちゃってて痛ましさしかなかったよ
しかも妄想だか悪夢だか白昼夢だか回想だか未来の幻視だかわからないシーンが多くて、そういったものに精神を蝕まれて疑心暗鬼になって相手の言い分も聞かず憎悪を膨れ上がらせ殺害のための手段を強奪までする
護衛の人たちを無残に虐殺してまで欲しかったものを手に入れる
その過程にもまったく説得力がなくてただのパラノイアにしか見えなかった
スーパーマン相手に使う武器も毒ガスとかおよそ正義の味方が使うとは思えない感じだし、相手が自分を説得しようとして手加減していることをいいことに執拗に攻撃し続けるとかもうね

ヒーローが大きな戦力を持った相手と戦う過程で民間人の犠牲者が大勢出てその責任を問われ管理の対象になるという主題はマーヴェルにも同じモチーフの作品があるけど、マーヴェルの作品の方がモチーフがストーリーにうまく溶け込んでいて違和感がなかったように思う
この映画では肝心の主題が後半でグダグダになってしまっている
個人的に仲直りしてどうこういう問題じゃないでしょうに
タオさん演じる美人秘書も死んじゃった公聴会での自爆テロや中東だかアフリカだかでの虐殺事件の首謀者がレックス・ルーサーだったことが公になる過程をしっかりと描くべきだったのにそんな感じじゃなかったんだよね
正気に戻ったバットマンとスーパーマンが協力してやるべきだったのはそこいらへんの真相を明らかにするための何やかやでしょ、このストーリーなら
その流れで大仕掛けのアクションでもあれば納得できたのに
それが主題じゃなかったんかいな

そのせいで後半の見せ場もなんか無理やりな感じになっちゃった
必要だったんかいな、あの最終ボス的なやつ、みたいな
映像こそ派手だったけどなんかパッとしないデザインだったぞ、最終ボス
ウルヴァリン観たときも思ったけど最終ボスがパッとしないデザインで戦術も見どころがない頭悪い感じだといくら映像が派手でもガッカリするよね、なんていうか

軸が定まらない感じの映画だったんだよね
暗いだけで
俺の中ではマーヴェルに完敗な感じの映画でした

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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