ここから本文です

ブラザーフッド (2004)

TAE GUK GI/BROTHERHOOD

監督
カン・ジェギュ
  • みたいムービー 89
  • みたログ 1,193

3.60 / 評価:268件

解説

アジアで大ヒットした『シュリ』のカン・ジェギュ監督が、朝鮮戦争を舞台に切ない兄弟愛を描くスペクタクル・ヒューマン・ドラマ。徹底的な時代考証の上に再現された戦場は、リアルで臨場感あふれる。主演は『ガン&トークス』で映画デビュー、甘いマスクで人気ブレイク中のウォンビンと『友へ/チング』で演技の評価も高いチャン・ドンゴン。韓国の映画興行記録を全て塗り替えた衝撃の話題作。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ジンテ(チャン・ドンゴン)にとって婚約者と弟のために働く日々は貧しいが幸福だった。だが、朝鮮戦争が勃発し兄弟は強制徴用される。ジンテは弟を除隊させるため軍隊で英雄になることを決意し、危険な任務を遂行し続けるが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ブラザーフッド」韓流ブームの真打ちともいえる骨太エンターテインメント

  「冬のソナタ」から始まった韓流ブームの真打ちともいえる作品の登場だ。韓国の歴代動員数を更新したブロックバスターである。骨格はまさに半島版「プライベート・ライアン」だが、兄弟の反目と絆を軸にしただけに、悲劇性はより高まったものに仕上がった。

 感動の布石となる導入から、陰惨ともいえる戦闘シーンの連続を経て、涙腺大解放ラストへとなだれ込む展開は、兄弟が南北に別れて戦うというストーリーの強引さを忘れるに余りあるほどエモーショナルだ。技術面でも、広大なセットを使いながらも、主人公たちへのアップを多用することで「臨場感と共に、彼らへの感情移入を容易なものにした」と監督が語るだけの効果は上げている。

 また、安易な南北の対立構造に陥らなかった点が、より戦争の無意味さを訴えているのも印象的だ。特記すべきは弟役ウォンビン。人気韓流スターの中では若く(26歳だが)、自らアクションもこなし、感情の出し方にもひと工夫ある期待のスター。深田恭子と共演したTVドラマ「フレンズ」以来の本格的な日本上陸だけに、熱い盛り上がりが見られるだろう。

 「冬ソナ」が今ひとつピンと来ない人にこそ見て欲しい、骨太な韓国エンターテインメントだ。(編集部)

日比谷スカラ座1ほか全国東宝系にて公開中

[eiga.com/7月14日]

映画.com(外部リンク)

2004年7月14日 更新

本文はここまでです このページの先頭へ