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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち (2016)

MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN

監督
ティム・バートン
  • みたいムービー 793
  • みたログ 3,144

3.68 / 評価:2,338件

面白いが突っ込み所も多い(追記します)

  • 月光雀 さん
  • 2017年2月4日 14時03分
  • 閲覧数 635
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

朝一番に3D吹き替え版にて鑑賞。

個人的には充分に楽しむ事が出来ました。
しかし、突っ込み所が看過できないレベルでありましたので、残念ながら満
点には至らなかったという印象です。

まず良かった部分としては、ご都合展開がほとんどありません。
映画館で散々観てきた、ほのぼの予告編とはうって変わったシリアスな冒頭。
主人公が旅に出る目的や、父親の息子に対する反応、ペリグリンや子供達の
行動や気持ちに至るまで、揺るぎない説得力を感じました。
素直に物語へ入り込んでいけます。

設定もかなりしっかりしていると感じました。
なのですが・・時間操作を扱った作品は、複雑で分かりづらい側面もあるの
もまた事実。
ですので自分なりに解釈した「ループ」についてのルールを箇条書きにして
みました。

1 ペリグリンは時間を操る能力を持ち「リセット」することで1日時間を
  巻き戻す事が出来る。これを「ループ」という。
2 ループを始めたら、その時間を永遠に生きる事が可能だが、外では当然
  ながら時間は進み続けている。
  ループの中に生きる者がそこから出て外の世界にしばらくいると「時間
  に追いつかれて」その分肉体が歳をとってしまう。なので「1943年」
  の時間軸にいるペリグリン達は、物語の設定が2016年のため、外に
  出たら「73年分」歳をとってしまい、死んでしまうという設定。
3 ループを行うことが出来る能力者はペリグリンだけでは無く、世界中に
  いる(基本女性のみ。鳥に変身出来るのが特徴)
  ループをスタートさせる年代はその人物によって違うので、世界中に様
  々な時間軸のループ世界が存在する。そのループ世界間の移動は可能。

以上が基本的な情報になりますが、後半に至りかなり複雑かつ曖昧な感じに
なっていくのが残念なところです。
さすがに細かく述べるのは遠慮しておきますが「ん?どういうこと?」と思
う部分が結構あり、厳しいという印象を受けました。
あまり深く考えないのが吉かもしれません。

さて、ここからは細かい突っ込み所について挙げていきます。ネタバレ全開
ですので注意をお願いします。

私だったら、例え生きるためでも「73年間」毎日毎日秒単位で管理され、
娯楽もほとんど無い中で、同じものを食べ続けつつ生活するのは厳しいと思
います。
子供とはいえ、あんなに明るいのは不自然じゃないかと。空気が激しくどん
よりしてても不思議ではありません。

子供が活躍する話なので基本家族向けといえますが、目玉を食うシーンは流
石にキツイでしょう。ポップコーン食いながら観るモノでは無い。

船の登場シーンには、そのスケール感に胸踊りました。
しかしどういう原理で煙吐きながら動いているかの説明が一切ないのは、手
抜きと言わざるを得ません。

敵の幹部の一人が電車とぶつかった後に出てこなくなりました。
まさか・・いやそんなはずは・・と思いながら動向を伺っていましたが、結
局最後まで姿を現さず。
最弱幹部の称号を与えたいと思います。

決め台詞がなかなか決まらない、サミュエル演じる大ボス。
ベテラン俳優の余裕みたいな雰囲気が鼻に付いて、素直に楽しめませんでし
た。
最後の決着の付け方も、不自然過ぎる上にどこかで見た事あるような、手抜
き感漂うデジャブ展開。
ティム・バートン・・いよいよ悪ノリが過ぎるサミュエルに嫌気がさしたの
でしょうか・・まあ無理もないけど・・

後半のペリグリンの扱いにも難が有ります。
魅力的なキャラだっただけに、もったいない気がしました。

色々不満は述べましたが、総評としては一切退屈しない面白い作品だったと
思います。映像も細かい部分まで凝っており、特に透明人間の足跡演出には
クスリとさせられました。

秀作です。お奨めします。

追記
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つい最近知ったのですが「一条真也」さんが運営されている
「一条真也の映画館」というブログにて、2017年の初旬にこの映画の事
を取り上げられた際、光栄にも私のこのレビューの一部を抜粋して紹介して
下さっていました。
著名人の方にそのような事をして頂くのは当然初めてで、大変恐縮するのと
同時に、心の底から嬉しく思いました。
遅ればせながら、お礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

ヤフー映画のレビュー投稿はあくまでも趣味ですが、モチベーションが上が
りまくってもう大変なことになってます(笑)
これからも出来うる限り頑張って、書いていく所存です。

一条真也さんの、これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。

                            月光雀

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