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モーターサイクル・ダイアリーズ (2003)

THE MOTORCYCLE DIARIES/DIARIOS DE MOTOCICLETA

監督
ウォルター・サレス
  • みたいムービー 499
  • みたログ 2,728

4.00 / 評価:503件

解説

ラテン・アメリカの英雄チェ・ゲバラの“友人との南米縦断旅行”を、ロバート・レッドフォードが長年あたためてきた企画をブラジルの名匠ウォルター・サレスを監督に迎え映画化。若き日のゲバラにメキシコの新鋭ガエル・ガルシア・ベルナル、ゲバラと南米を旅する友人をゲバラの実の“はとこ”のロドリコ・デ・ラ・セルナが演じる。2004年のサンダンス映画祭とカンヌ国際映画祭コンペ部門正式出品作品。中古のバイクで巡る南米大陸の風景は心に迫る迫力。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

医学生のエルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は親友アルベルト(ロドリコ・デ・ラ・セルナ)とともに本でしか知らない南米大陸の縦断旅行に出る。それは、1台の中古バイクにまたがる金も計画も無い旅だった……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「モーターサイクル・ダイアリーズ」カリスマ革命家ゲバラの「原点」を活写した大傑作!

 映画の魅惑がこれほど凝縮されたドラマもない。文明から遠く離れた原野を駆け抜け、南米縦断1万キロを走破する「冒険映画」であり、涙あり笑いありの 「ロードムービー」であり、生涯の友情を誓った旅の仲間による、底抜けに愉しい「バディムービー」だ!

 おまけに主人公は、亡くなって37年も経つのに、いまだに世界中の若者から「反抗のヒーロー」として熱狂的に支持されるチェ・ゲバラ。「ゲバラ日記」などの著作から伝わる情熱的な思想や行動や、アルベルト・コルダ(「ゲリラ・ヒーロー」が有名!)やルネ・ブリ(写真家集団マグナム)のポートレイト写真から伝わる独特のダンディズムといった、カリスマ革命家の姿はここにはなく、その思想や行動の「原点」が記録されるのみだ。

  アメリカなどの帝国主義により分断された南米諸国の国境を越えながら、青年が見て聞いて触れた真実の姿は、やがて彼の心のなかに何かを宿す。そう、これは青年の成長の軌跡をつづる「ビルドゥングスロマン(教養小説)」、青春映画でもある。ウォルター・サレス監督は、ゲバラの「転回点」となった南米旅行を誇張もせずに描き、恋もすればダンスも踊るチャーミングな青年に活写して、カリスマ革命家を見事に脱神話化させている。

 こりゃ、大傑作だ!! ガエル・ガルシア・ベルナルの美しい瞳が深い余韻を残す。後半になるにつれて、チェ独特の情熱的身ぶりをおびるあたり、彼の名演にホレボレする。(佐藤睦雄)

恵比寿ガーデンシネマほかにて公開中

[eiga.com/11月16日]

映画.com(外部リンク)

2004年11月16日 更新

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