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ラブ・アゲイン (2011)

CRAZY, STUPID, LOVE.

監督
グレン・フィカーラ
ジョン・レクア
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3.95 / 評価:864件

解説

幸せな人生を謳歌(おうか)してきた中年男が、愛妻から何の前触れもなく離婚の話をされたことから巻き起こる騒動を描くラブ・コメディー。監督は、『フィリップ、きみを愛してる!』のグレン・フィカーラとジョン・レクアが再びタッグを組み、脚本を『塔の上のラプンツェル』のダン・フォーゲルマンが手掛ける。『40歳の童貞男』などハリウッドきってのコメディー俳優スティーヴ・カレルを主演に、ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーアらが共演。愛の本質を突いた、おかしくもほろ苦いストーリーが共感を誘う。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

仕事も家庭も順調で文句なしの生活を過ごしてきた40代のキャル(スティーヴ・カレル)は、愛妻エミリー(ジュリアン・ムーア)が浮気をし、離婚したいと打ち明けられたことで人生が一変。さえない日々を一人で過ごしていた彼はある夜、バーで遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と知り合う。妻を忘れられないキャルに新たな人生を歩ませようと、ジェイコブは女性を紹介したり、ファッションの磨き方などさまざま助言を与えるが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

「ラブ・アゲイン」ロマンティック・コメディの基本を押さえたところが嬉しい

 妻が浮気して離婚を要求――。シリアスな女性ドラマになりそうな発端だが、ダメ宣告された夫の自分取り戻し作戦にポイントを絞ったことで、スティーブ・カレルのキャラが生きた楽しいコメデイになった。

 離婚話よりも、浮気=男性能力の否定と思い込み、その衝撃でヨレヨレになるのがまず笑える。その後はイケてる男修行にまっしぐら。ファッション&会話のセンスを磨き、女の口説き方も身につける。真面目でサエない男のセクシー・レッスンで笑わせるという趣向だが、ここまで男の感情に奉仕している映画も最近では珍しい。製作兼務だからカレルの見せ場オンパレードなのは当然としても、息子役のジョナ・ボボから友人のジョン・キャロル・リンチまで、男はみんないいとこ取り。妻(ジュリアン・ムーア)や娘など女性キャラの描写はほんの挨拶程度だ。それでも、苛つくことなく楽しめるのは、人の不幸を願うようなイヤな人間が1人も出てこないから。騒動の原因になるようなキャラにも愛すべき点がある。設定に新味はないけれど、こんなロマンティック・コメディの基本を押さえたところが嬉しい。

 そして、カレルもかすむほどの好印象を残すのが、彼に色男指南をするプレイボーイのライアン・ゴズリング。いつものラブ・テクニックが通じない女の子をお持ち帰り。身の上話をするハメになって気が緩み、何もしないで眠ってしまうシーンの可愛さに参った。危ないキャラ専科だと思っていたのに、こんなにラブリーな役もいけるとは。新しい二枚目スターの誕生にウキウキしてしまった。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2011年11月18日 更新

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