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ルートヴィヒ (2012)

LUDWIG II

監督
マリー・ノエル
ピーター・ゼアー
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3.63 / 評価:46件

中年のルートヴィヒは、唯の普通のオッサン

  • fg9***** さん
  • 2017年5月15日 14時37分
  • 閲覧数 280
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説のとおり。
 19世紀半ばのバイエルンのルートヴィヒ2世(ザビン・タンブレア)は、少年の頃に歌劇『ローエングリン』に感銘を受け、作曲者のワーグナー(エドガー・ゼルゲ)を崇拝するようになり、以来、国政には全く興味を示さず、芸術分野だけに傾倒していった。
 そんなある日、父王の急死に伴い18歳にして王位に就くこととなったが、隣国では戦争が避けられない状況下にあり、自国も何らかの形でその戦争に関わらなければならないのに、『国民に必要なのは、詩と音楽が起こす奇跡だ』とかなんとかのたまって、ワーグナーを宮廷に招いてNO.2の座に就け、毎日毎日、芸術三昧に耽るばかり。
 そんな王が、後年、精神に異常を来して自殺するまでの短い生涯が描かれているが、城創りに散財するルートヴィヒに困り果てた重鎮どもが、医師に偽の精神鑑定書を書かせて廃位に追いやったように描かれている。
 また、この王はホモセクシャルで、侍従との道ならぬ恋も描かれ、女性として唯一気を許していたエリザベートの妹のゾフィーとの婚約、急転しての婚約破棄なんてのも描かれている。
 140分という長さは幾分退屈にも感じられたが、ルートヴィヒを演じるザビン・タンブレアは、芸術こそ我が命的な繊細で危うい雰囲気は見飽きなかった。
 しかし、14年後に飛んだ中年のルートヴィヒは、髭モジャの唯の普通のオッサンで、王らしさが全く感じられずに違和感が残ったが、一見の価値くらいはあったかな。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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