アホを売り物にした映画
- ilo***** さん
- 2018年5月20日 10時02分
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UNEXTで鑑賞した。自閉症を患うレイモンドを演じるダスティンホフマンと、自動車のディーラーでその弟チャーリーを演じる若い頃のトムクルーズによる兄弟愛を感じる映画だった。認知症に近いと言われる自閉症をテーマにした映画だけに、いい意味で「アホを売り物にした映画」だった。アメリカの広大な土地でトムクルーズが怒り心頭で「son of a bitch!」(サノバビッチ!こん畜生!)と叫んだシーンは何とも悲しかった。けど、数々のトラブルに巻き込まれるも、徐々に兄弟愛が深まっていく。最後のシーンで、列車に乗るレイモンドを見送ったチャーリーの表情が寂しかった。このシーンも兄弟愛が深まったと言っても過言ではないですね。自閉症を演じたダスティンホフマンは本当に難しい役柄を演じきった。アカデミー主演男優賞を受賞した理由がよくわかる。チャーリーがレイモンドを叱る場面を観て、こっちまで見たくなってくる不思議な30年前の作品。決して明るい映画ではないが、見応えのある一本でしたね。
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イメージワード
- 不思議
- 切ない
- 恐怖
- 悲しい
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