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人魚の眠る家 (2018)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 956
  • みたログ 2,126

3.96 / 評価:1,637件

人形の家

  • 重村牧男 さん
  • 2018年12月7日 22時28分
  • 閲覧数 1989
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

堤監督なので、軽い感覚の邦画とみくびっていましたが、なかなかの社会派。
それだけでなく、人間ドラマでもあり、少しサスペンスも入る。

誰が悪いわけでも、誰のせいでもない、どうすることもできない人間社会と生きる意味が、きっちり描かれている。

そして『八日目の蝉』に匹敵する母性愛映画である。
私も心理診断で母性愛90%と言われたのでこの映画が好きである。
母親世代に観ていただきたい!

最初は理系で研究まっしぐらな坂口健太郎さんや、
歳のせいか凡ミスの多い自分に重ね合わせてしまう罪の意識に苛まれるオーバー演技な松坂慶子さんのキャスティングの巧さに唸る。

人間の持つ闇部分と第三者視線の川栄さんでアクセントを入れ、
クライマックスでは子供達に泣かされる。

そして圧倒的な存在を見せつける母親役篠原さん。

他、飽きない男前家庭感無しの西島さん、感情に揺れない理性的な医師田中哲次さん、ブルジョア&偽善臭漂わす山口沙也加さん…
こんなキャストがマッチした映画はそうそうない。

安易なラストでない事も、この問題を深めてくれる。

しかし、それもこれもお金を持っているからこそなせる業。後遺症がまるでないのもそのせい?
庶民にはとても無理。

(優秀日本映画賞候補)

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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