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名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) (2016)

監督
静野孔文
  • みたいムービー 946
  • みたログ 6,986

4.16 / 評価:5,912件

原作レイプのギャグ映画です。

  • jnl***** さん
  • 2019年4月21日 2時52分
  • 閲覧数 1005
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ガンダムの再現をしたい」という監督の意向のもと作られた映画。ただそれだけ。
キャラクターの性格を捻じ曲げ、原作を無視し、ガンダムの「アムロvsシャア」を名探偵コナンで強引に描いている。
アホか。


・赤井秀一が変装をしていない
⇒ありえない。無能。ポンコツの極み。

「赤井を変装させたらアムロvsシャアが出来ない」というメタ事情は分かる。……が、赤井秀一は死んでるんや!
ホームズのように来葉峠で生還したけど、それは安室さん(とコナン側の人間)しか知らない事実。

そもそも組織の人間は「赤井はキールに殺された」と思っている。そう仕向けたのは赤井とコナン。
赤井生存が組織にバレたらキールは100%殺される。だから赤井は彼女を守るため、味方を騙してまで徹底的に雲隠れをした。

それなのに映画の赤井は変装もせず(1)派手なカーチェイス、(2)キュラソーに面と向かって射撃、(2)ジンやウォッカ、ベルモットの前で大胆に動く、(3)観覧車の上で堂々とジン達を待ち伏せる、挙句(4)シルエットをジンに確認される、という無能っぷり。

赤井秀一の姿を目撃される=キールの死である。赤井はキールを殺す気か?

しかもキールは組織を抜けたかったのに、その意に反して組織に戻したのは赤井とコナン。
にも関わらず、映画内ではキールを無視して安室だけを助ける赤井。安室ばかり心配するコナン。
……アホすぎるでしょう。酷すぎるでしょう。コナンも赤井も本来こんな無能ではない。

もはや「悪く思わんでくれよ」の範疇を超えてて笑うしかない。性格が悪すぎる。
青山さんが長年かけて丁寧に描いてきた「シルバーブレット」の赤井さんはどこに消えたのか。


・過激なカーチェイス
⇒過激すぎる。人の命を大事にするコナンが主人公の映画なのに。
監督は「(無関係の人が大勢死ぬのは青山さんが嫌がるから)死者がいないことを表現するため、車から逃げ出す人を描きました」とインタビューで話していた。そういう問題ではない。あの規模の事故と爆発で「死者はいません」って監督は何を考えてるのか。死ぬやろ普通は。
観客にそう思わせるだけの過激な演出をしておいて「死者はいません」なんて無理がある。

ましてコナンは死が大嫌いなキャラクター。
たとえ相手が殺人鬼でも命だけは救うのが江戸川コナンもとい工藤新一。口は悪いけどどんな人間でも助けようと奔走するのが彼です。

そんな主人公のいる映画で、味方キャラが事故を起こして「フッ」と笑うのは酷すぎる。なに笑てんねん警察官。


・観覧車の上のバトル
⇒念願の「アムロvsシャア」なのは分かる。安室や赤井ファンが喜ぶのも分かる。
日本国内において協定も何もなく勝手に銃を撃ったり、容疑者を強奪しようとするFBIにブチ切れる公安警察の安室さんの気持ちは分かる。スコッチの件でブチ切れる安室さんの気持ちも分かる。分かるけど。

安室は足場の悪い高所で無策に殴りかかる人間じゃないと思うんだが。
本来の安室は虎視眈眈とチャンスを伺い、準備を整え、「ここぞ」と言う時に仕掛けてくる人間だと思う。(corpse事件などがそう)

この映画の安室さんはただのアホの子。
赤井に執着する理由も映画内では全く分からず、ひたすら「赤井、赤井」とうるさい。
だから原作未読の◯女子という意味不明な人種が大量に湧いたんや……


・唐突なオスプレイによる銃撃
⇒コナン世界でこれはない。ジンが主導してこれはない。
「絶対に姿を見せない」のが本来の黒の組織。
それなのに大衆の前で嬉々としてマシンガンを撃つジン。大女優の姿でファミレスに入るベルモット。もはや誰。


・放置されていた風見
⇒安室の指示で観覧車に乗り込み、その後ずっと放置されていた風見。「普通死ぬやろ」と思われる銃撃戦中も回転中も停止後も誰にも心配されず触れられず。(おい安室…)
最後の最後に「生きてますよ」と伝えるためだけに出てくるような扱い。雑……。


・キュラソーの死に対するコナン
⇒「思い出さ」じゃないよ。
成美先生のトラウマはどこへ消えたのか。自分が追い詰めたわけじゃないからノーカンなのか。


・そもそものNOCリスト
⇒原作が崩壊する。
FBIやCIAも知らない機密情報(原作設定)をどうやって集めたのか。

仮にNOCリストが原作にもあれば、
キール=アメリカのNOCと知りながら「赤井生存説」に苦戦したバーボン、
ライ=赤井=FBIと知らされず対処が遅れて自殺したスコッチが誕生する。
………無能すぎるでしょう。本当にありえない。



本来の『名探偵コナン』がとても丁寧に心理描写や伏線、設定を作り込んでいるだけに、この映画は原作レイプとしか思えない。

監督や脚本家にはぜひ一度原作を読破してほしい。
コナンはラブコメ漫画だけどギャグ漫画ではないし、コマ背景や無言の表情にまで意味を込められてる作品。対してこれは本当にTHE 駄作!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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