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君のまなざし (2017)

監督
赤羽博
  • みたいムービー 328
  • みたログ 5,195

3.03 / 評価:3,690件

霊的世界を学べる有意義な駄作

  • her***** さん
  • 2017年7月14日 1時39分
  • 閲覧数 374
  • 役立ち度 108
    • 総合評価
    • ★★★★★

金縛りの原理、悪霊・悪魔に繋がる心の闇、思いが人の全てである事実、
救いの原理、知っておいて絶対損はない教えが盛り込まれているので、
つまらなかったと思われた方々も、いつの日か役に立つ時が来ると思います。
死は何人にも訪れますから。
ちなみに私は会員(信者)で、霊能力も少しあるので、手塚理美さん扮する不成仏霊の無念さ漂わせる呟きのループは、かなり真に迫ってると感じました。

プロの方々の演技力と主な出演者の素人演技との圧倒的な差であるとか、
脚本があまりにもイマイチだとか、色々突っ込まれておりますが、
ご批判に対して異論は全くございません。
しかしホラーやミステリーも織り交ぜたテンポの良い筋書きは、意外なオチも含めて、見事な展開ではないでしょうか。

個人的には悪役 藤原兼保の描き方にかなり違和感を感じました。
映画の肝の悪役が、バカ殿にしか見えないキャラでは怖くもなんともない。
キレたサイコ野郎でもない、極めて中途半端な悪役設定は意味不明。
ギャグかましそうな見た目で、悪に徹していても説得力なし。
悪魔は99%真理を語り、僅か1%の嘘で人を地獄へ落とすと言う割には、
魅力がなさすぎ、これでは小学生すら騙せないでしょう。

リアルな世界でも、物語でも、悪人ってもっと魅力的な存在なはず。
ダークファンタジー映画『バットマン』のジョーカーをイメージした?
あれは仮想世界が舞台ですよ。どうであれイメージの引き出しなさすぎ。
製作者の方々にはもっと多くの映画を見倒していただきたいです。

『十三人の刺客』で稲垣吾郎さん演じた、背筋も凍る悪役 松平斉韶にはかなりの説得力がありました。
映画『第三の男』の有名なラストシーンも、悪役ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)がウィットに富んだ魅力的な人物だから、ハリーへの思いを断ち切れないアンナ(アリダ・ヴァリ)が主人公ホリー(ジョセフ・コットン)を袖にするラストシーンに繋がる訳です。

『君のまなざし』では、緊迫感を表現するために、斜めに構えたカメラで撮る『第三の男』の有名な手法を使ってましたね。
それからオープニングで起承転結の起と結を表現する手法は、一台のカメラが起承転結の起承転を追う4分強の長回しの名シーンで有名な、オーソン・ウェルズ監督『黒い罠』の有名なオープニングを思い出しました。

次回は記憶に残る名シーンを期待します。
名シーンはCGに依存しなくとも生み出せるものです。

詳細評価

物語
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