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夜明け告げるルーのうた (2017)

LU OVER THE WALL

監督
湯浅政明
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  • みたログ 709

3.75 / 評価:589件

なぜこの映画がもっと注目されなかったのか

  • ity***** さん
  • 2018年10月4日 16時04分
  • 閲覧数 204
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

「劇場で観たかった・・・」と大きく後悔しています。

正直、興業的にはパッとせず、あまり話題にもなっていなかったので私の食指が動くことはなかったんです。
でも世界四大アニメ映画祭の中でも一番権威があるアヌシー国際アニメーション映画祭で、長編部門ではジブリ作品以外で初の最高賞のクリスタル賞を受賞。
私は「この世界の片隅に」の大ファンなのですが、「この世界の片隅に」がこの作品と同じ年にアヌシーに出品されて準グランプリに当たる審査員賞を受賞、
つまり少なくともこの映画祭での評価は「この世界~」よりも上だったというわけですね。
それだけがこの映画を観ようと思った理由です。

実際にレンタルで観てみた感想は前述した通りです。なぜ劇場に行かなかったのか・・・
人のせいにしたくはないですが、マスコミも映画批評家ももっとこの映画を絶賛して取り上げるべきでした。
そして何より自分が馬鹿でした。
考えてみれば湯浅政明監督は「四畳半神話大系」「ピンポン」「DEVILMAN crybaby(これは2018年の作品ですが)」、
映画アニメなら「マインド・ゲーム」「夜は短し歩けよ乙女」などの名作ばかりを作っている監督です。
なのにどうしてもっと注目しなかったのか・・・

湯浅監督独特のタッチと演出が生み出す世界観。これは誰も真似できない唯一無二のものでしょう。
今回は音楽との融合が素晴らしい。こちらもつられて踊りだしてしまいそうなノリのよい映像とテンポはどこか昔のディズニーやトムとジェリーなどの懐かしいアメリカのアニメ映画を彷彿とさせます。
ストーリー展開や演出は、ありがちと思うところもあれば新鮮だと思うところもあり、どこかで見たと思うところもあれば初めて見たと思うところもあり、笑わせるところもあれば泣かせるところもあり、重いところもあればフランクなところもあり、愛、友情、夢、人間の醜さや優しさ、それら全てがスッキリと無理なく詰め込まれています。
爽快な音楽と映像表現で最後まで一気に進んでいくような疾走感が魅力です。

どうして世間からもっと注目されなかったのか不思議で仕方ありません。
やっぱり劇場の大きなスクリーンで観たかったなあ・・・

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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