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夜明け告げるルーのうた (2017)

LU OVER THE WALL

監督
湯浅政明
  • みたいムービー 126
  • みたログ 525

3.84 / 評価:444件

ダメだ俺はこの監督が嫌いになってしまった

  • 木枯らし炎次郎 さん
  • 2017年12月30日 0時59分
  • 閲覧数 382
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

才能のある監督だと思う。でも同じ人魚映画としてはポニョの足元にも及ばない。町を災害から救う映画としては君の名はの足先程度だ。まずキャラクターに魅力が全くない。特に主人公の
何か内に入った世間を馬鹿にした少年にイラっとくる。てかこの手のキャラは見飽きた。
ルーがコイツを好きになるのに納得がいかない。まずイケメンにせずもっと病的なレベルで人とコミュニケーションが取れないキャラにするべき。つまり何らかの理由で普通の社会に適用できない人間にすることと、それとは別に音楽によって自分を表現できる人間であり。そしてバンドを組む二人はそれに初めて気付いてくれた人間にするべき。

しかし映画を見ると、結局遊歩が惚れたのはコイツがイケメンであることが前提だしバンドに
誘ったのは才能ありきな部分がある。つまり、君も音楽やるんだ!という純粋な仲間意識で
誘ったわけじゃないのだ。あと主人公の父親が昔バンドをやっていたということは彼もまた人魚と関わりがあったと考えるべきであり。今ではそのことを信じられなくなっている人間にするべきだろう。そうやって親子三代に渡る人魚にまつわる話として作ればいい。
じゃないと何故主人公が人魚と出会えたかに意味もドラマもない。

あと全体的にドラマの作りが駄目すぎる。一番イラっとしたのは遊歩をルーがさらったと遊歩の父親が思い込みルーを捕まえ太陽で焼こうとする場面だ。あの場に遊歩はいるがなかなか名乗り出ない。何故かというとルーの父親がルーを助ける為に大暴れというシーンを作りたいが為だ。

しかし本来だったら遊歩は自分のせいでルーがと知った時点で誤解を解く為にルーの元に
それこそ君の名はの三葉なみにダッシュで向かうべきであり。その場所にたどり着く前に
ルーが焼かれそうになり父親が大暴れの展開にすればいい。あの場で見ているのに言わないのはホント意味不明!?

あと人魚は歌に寄ってパワーを得ることを主人公達はすでに知っているわけで、最後の事態を
収拾するために真っ先に行動を起こすべきなのである。つまり、もっとも効率的に歌をルーに
届けるためにはあのステージで歌うのが一番だ。だからこの災害のなかあのステージに
なんとかして早く辿り着かなければというドラマを描ける。なのに主人公は呑気にヘリに乗ったりしてルーが力尽きてから行動に出る。ホントいちいちイラっとくる。本来だったらずっと
バンド活動に反対していた主人公の父親がもう一度人魚に出会ったことで息子を信じ主人公が
向かうのを助ける役目として使える。あとヘリを使うのはなし何故ならヘリだと簡単に行けちゃうから。あとバンドであのステージに最後立つべきだろ。で、歌は遊歩が歌うべきだろ。

あと湯浅タッチのこの映画を他と比べるのは野暮だとは分かっているが、何故ポニョの方が
優れているかというと。ポニョには人外に対する恐怖があるのだ。平気で町を水没させるし、
ポニョがソウスケ以外のことは全く眼中にないから。でも異種間交流なんてそういうものだろ。なのにこっちの人魚ときたら人間にとってイイモノに描きすぎ。おじいさんの母親の真相を
わざわざ入れてきたのには逆の意味で驚いた。説明しすぎだしホントなんだかなーって感じだ。

あと夜は短しでも書いたがエンドロールで白バックはホントやめてほしい。目がチカチカする。

詳細評価

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