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天使と悪魔 (2009)

ANGELS & DEMONS

監督
ロン・ハワード
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3.53 / 評価:2,235件

解説

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の大ヒット作、『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる歴史犯罪ミステリー。イタリアのローマで400年の時を超えてよみがえった秘密結社・イルミナティによるバチカンへの復讐(ふくしゅう)を阻止するべく、ガリレオの暗号コードに挑む宗教象徴学者・ラングドンの活躍を描く。ヒロインには『ミュンヘン』のイスラエル人女優アイェレット・ゾラーを抜てき。ほかにユアン・マクレガーやステラン・スカルスガルドなど、国際色豊かな実力派俳優たちが脇を固める。原作の張り詰めた緊迫感を、より臨場感たっぷりの映像で見せてくれることに期待したい。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、バチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「天使と悪魔」今回はラングドンが猛烈ハッスルだが、とにかく話が忙しい

 蘊蓄話に足を取られて主人公の活躍が今一つだった前作「ダ・ヴィンチ・コード」に比べ、今回はラングドン教授(トム・ハンクス)が猛烈ハッスル。バチカンに対する秘密結社イルミナティの復讐を阻止するため、その知識と頭脳を使うのはもちろん、捜査陣の先頭に立ってローマの街を走り回る。イルミナティが使う凶器はジュネーブのセルン(素粒子研究所)から盗み出された「反物質」。核よりも強大な未来エネルギーだが、ローマ全市を一瞬にして消滅させる破壊力も持っている。しかもこれが自動的に爆発するまでのタイムリミットはわずか1日。さらにこの日は次期ローマ教皇を選ぶコンクラーベなのだ。世界中から聖職者、信者、マスコミが集まった大混乱の中で、二重三重に仕掛けられた時間の壁と闘いつつ謎解きをしていくのだから、いやでもスリルとサスペンスが高まる。派手なアクションシーンもあり、ローマの街も楽しめて仕掛けは充分だ。

 だが惜しいことに、タイムリミットを気にしすぎたせいか、とにかく話が忙しい。どんな謎もラングドンが一瞬で解き、即、次の行動に移る。あまりの段取りの良さに、観客は置いてけぼり。ドラマの鍵である宗教と科学の対立に思いを致す暇もなく、謎や恐怖に心臓を締めつけられることもないままに、事件は目の前を通り過ぎていったのだった。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2009年5月14日 更新

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