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奇跡の旅 (1993)

HOMEWARD BOUND: THE INCREDIBLE JOURNEY

監督
デュウェイン・ダナム
  • みたいムービー 31
  • みたログ 281

4.06 / 評価:48件

大自然の旅。でも……

  • bar***** さん
  • 2017年4月26日 4時48分
  • 閲覧数 705
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

奇跡の旅。うーん、いい映画だなあ。シンプルで。

最後の再会のシーンでは感動してしまいました。嬉しさがこみ上げてきて、じ~んと目が熱くなってしまいました。

ただ、こういう映画がなぜ評価されにくいのかがわかった気がします。うまくいえないのですが、キャラクターの奥行きのなさに不快感を抱いたのです。犬や猫たちが喋くりまくるこの映画、どうして多くの映画でペットは沈黙しているのか、みんなこのキャラクターたちが作為的で、おそろしさを感じさせることに気が付いていたのではないでしょうか。

でも悪くない映画なんですよ。いいストーリーで。
でもキャラクターは安っぽくて、子ども向けという感じがします(悪い意味で。日本のアニメーションが大人でも楽しめる、と言われるのとちょうど反対の意味で、こういったディズニー映画は完全に子ども限定のものなんです)。子どもの鑑賞能力について書かれた本で読んだことがあって、ちょうど役に立ちそうですからここで話しますが、子ども向けの本には二種類あって、完全に子ども向けに書かれた簡単なものと、大人でも楽しめるような、理解しがたくはないが奥深いものがあって、その二つを子どもに見せて、どちらが面白いと感じるか尋ねたら、ほぼ全員が後者のほうを選んだという話だった。

こういったことをかんがみると、ディズニーの制作者たちには何かちょっとした勘違いがあるように思える。もちろんそれでこの映画の全てをぶった切ろうなどという料簡ではない。ただぼくはずっと得体の知れない不快感を抱いていて、それが結局なにに原因があったのか、ここで考えないではいられなかったということで、なにも駄作と言うわけではない。もちろん悪くない映画です。

音楽はいいし、映像もいい。アメリカの大自然は素直に感動しました。技術的に考慮するなら、ストーリーもしっかりとしていて、楽しみやすい。ただちょっと疑問符がつくような面があって、われに返ってしまうタイミングが何度もあった。その多くが「犬や猫に当て込まれたキャラクター」というそもそものコンセプトから生まれている、飾り付けられたような感じ・不自然さといったものが原因なのだと、今では思います。

詳細評価

物語
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演出
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音楽

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