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女神の見えざる手 (2016)

MISS SLOANE

監督
ジョン・マッデン
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  • みたログ 1,504

4.28 / 評価:1,250件

現代の”ターミネーター”?

  • son***** さん
  • 2018年1月12日 21時53分
  • 閲覧数 758
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

年末年始で帰省した際、どうしても観たかったのでちょっと離れていた場所の劇場での鑑賞だったが、態々観に行った甲斐はあった作品だった。

物語は現代に於ける政治活動を陰で支える”ロビイスト”達を描いている。日本では馴染みが薄い業種なので日本では製作し辛い題材ではあるが、そこは職人ジョン・マッデン監督が見事に描いている。

主人公のエリザベス・スローン。凄腕のロビイストではあるが、勝利の為なら手段を選ばず、時としては味方すらをも欺き、利用する冷徹さ・・・それ故、自らも寝る間も惜しみ、薬を多用し、欲求の捌け口として買春まで平然と行う・・・ここまで来ると、ある種のサイボーグ的な、そこまで人間味を殺してまで求める物への執念が凄まじかった。演じたジェシカ・チャスティンの熱演も見事だった。

最初と最後の聴聞会がやはり肝か。自らの勝利を獲得する為に企てた策略の数々・・・まさに”裏の裏は表だった”的情報の搾取、”肉を切って骨を断つ”的などんでん返し・・・やがて張られていた伏線が徐々に解明していくまるでジェットコースター的感覚・・・ヤラれた感が半端無かった。

最後の最後で、完全に張り詰めてた糸が切れて蛻の殻状態になったエリザベスの表情に妙な安堵感を覚えてしまった。

自分にはなかなかそこまでは出来ないが、やはりアクションを起こせない人間にあれこれ意見や文句を言う資格は無いな・・・と改めて感じさせる作品だった様に感じた。機会があれば是非多くの人に観て欲しい一作だ。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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