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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ (2006)

監督
金子文紀
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4.16 / 評価:939件

解説

TBS系で放映されて以降、じわじわと人気が上がり、映画版『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』も大ヒットを記録した人気ドラマの劇場版第2作。主人公のぶっさんがガンで他界してから3年後を舞台に、再び木更津で大騒動が繰り広げられる。脚本はシリーズを通して絶妙な笑いと感動を描き出す宮藤官九郎。監督はテレビシリーズと前作の演出を手掛けた金子文紀が務めている。予測不可能な驚きの展開と、完結編にふさわしい感動のクライマックスが堪能できる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ぶっさん(岡田准一)の死から3年が経過し、バンビ(櫻井翔)、うっちー(岡田義徳)、マスター(佐藤隆太)、アニ(塚本高史)は、ぶっさんにきちんとさよならを言えなかった後悔を抱えながら、バラバラの生活を送っていた。そんなある日、バンビは死んだはずのぶっさんの声を耳にする。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2005-2006 映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」製作委員会
(C) 2005-2006 映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」製作委員会

「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」ぶっさんの死を引きずるキャッツ4人の成長物語に

 「日本シリーズ」当時から「次は『ワールドシリーズ』だ!」と盛り上がっていたのに、いつしか心のどこかで諦めていた完結編。その理由は、ぶっさんが22歳で死んでしまうという設定。連ドラから約5年、前作から3年の歳月でキャッツを演じる5人はそれぞれ役者としても成長したけれど、そのぶん見た目も大人になっているわけで。とりわけ、22歳で時間を止めざるをえないぶっさん役の岡田と、もはやバンビとはいえないほど大人びた櫻井には、この歳月が重くのしかかると思われたのだが!

 物事はシンプルに考えたほうが、うまくいく。舞台を素直にぶっさんの死後3年にすることで、本作はぶっさんの死を引きずるキャッツ4人の成長物語に。なかでも、櫻井自身の成長が物語を引っ張る原動力になっているのだ。そう、クドカンは、あの野球がらみの名作映画の枠を借りて、人は成長しつづけるという真実をほろ苦く浮かび上がらせる。もちろん、彼らしい笑撃シーンや連ドラ時代からのお馴染みの台詞をちりばめながら。お祭り騒ぎだった「日本シリーズ」もそれはそれで楽しかったけれど、正攻法の「ワールドシリーズ」はまさに完結編にふさわしい。「ばいばい」はいうけれど、「木更津キャッツアイ」は永遠だよ。(杉谷伸子)

映画.com(外部リンク)

2006年10月26日 更新

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