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海底六万哩 (1916)

20,000 LEAGUES UNDER THE SEA

監督
スチュアート・ペイトン
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3.00 / 評価:2件

水中撮影が目新しかった頃の映画

  • カーティス さん
  • 2017年3月17日 0時07分
  • 閲覧数 255
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ヴェルヌの『海底2万里』を映画化したサイレント作品。

内容は『海底2万里』とその後日譚である『神秘の島』をミックスしたもの。2作品を変に組み合わせたせいか、『海底2万里』の海底探索のワクワク感も、『神秘の島』の無人島サバイバルのワクワク感も感じられない中途半端なストーリーになっちゃっています。たくさんの登場人物のなかでネモ船長ぐらいしかキャラが立っていないうえに、全体的に説明があっさりしているので、誰が何をしているのかわからなくなることもしばしば。そのわりには、説明が必要じゃない場面で字幕を出すのでイライラします。100年前の作品ということを考慮しても出来は良くないと思いました。まあ、グリフィスやラングといった巨匠がすごすぎただけで、当時の大半の映画はこんな感じだったのかもしれませんが…

本作の売りは水中撮影!映画史上初となる本格的な水中撮影だったようで、ノーチラス号の窓から海中を眺めるシーンに5分も使ったり、潜水服を着て海中散歩をするシーンでまたまた5分も使ったり、着ぐるみ(?)の大タコとの対決を水中で行ったりと、水中撮影を活用した見せ場が目白押し!
ただ、現代人からすれば水中撮影なんて目新しくもなんともないですし、凝ったカメラワークや映像美があるわけでもないのでかなり退屈してしまったというのが正直なところです。水中シーンの間はストーリーが止まってしまうので余計に。

もしこれがヴェルヌ原作じゃなかったら、ソフト化もされぬまま、水中撮影を行った初期の作品として映画史に名前だけ載る程度の扱いで終わっていたかもしれません(それでもかなり恵まれてるほうですが)。優れた技術を売りにした映画は多いですが、後世の人が見ても楽しめる作品になるかどうかはやはり内容が大事なんだなということを考えてしまうような、そんな映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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