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渇いた太陽 (1962)

SWEET BIRD OF YOUTH

監督
リチャード・ブルックス
  • みたいムービー 1
  • みたログ 47

3.13 / 評価:8件

チャンスは何度もあったのに。。

  • hechonaps さん
  • 2010年5月22日 18時49分
  • 閲覧数 400
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

人が抱える業の深さを感じずにはいられない。
「何者かになる」男にとっては大事な事なんでしょうか。。
何者でもない彼女を愛したように、自分が何者でもない頃から彼女は愛してくれたのに。
なぜそんな簡単で大事な事がわからないんだろう。

落ちぶれた女優の描かれ方が、成功や慰めを求め、我が事のみに終始する、
まるで男の世界の浮き沈みのようで
利害関係を盾に紛糾する田舎の名士と
紐を伝ってでも這い上がろうと腐心する若い男となんら変わりない。
あがく姿の浅ましさと、それでも成功してしまえば賞賛と羨望の的になる
光の当たる部分だけの栄光が色んな執着を呼び寄せて
がんじがらめになっていく様子が迫力ありましたね。

唯一の望みの綱を断ち切られて初めて素直に彼女の胸にすがれるなんて
なんかなぁ、、な気持ちになる反面、
これで彼女は安心してこの男と暮らすことができるのだ、と、ハッピーエンドを感じたり。

チャンスのつかみどころがそれぞれの思惑やタイミングとズレたり、
都合よく忘れてしまえる自分の不始末などをあからさまに目にすると
ああ、コレぞ人間ドラマ!と近頃ではお目にかかれない重みを楽しめました。


しかし!この邦題はどうよ?
あの名作にあやかりたいのはわかるけど。。(-"-)

詳細評価

物語
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