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ジャイアンツ

ハンケチ王子

5.0

名作なのは事実

後半は人種問題もテーマとなるが、単なる教育映画やプロパガンダ映画と違って、その扱いも複雑で深い。もともと家柄意識の強い保守家だったロック・ハドソンは、上から目線丸出しで、息子の嫁になったマイノリティーを庇ってたが、最後の方は本気で怒りをぶつけてる。一方、根はピュアな心の持ち主のジェームス・ディーンは、経済的に大成功した後、ある種「偽悪」として成金ぶる。人種差別もその一環だが、差別された方は、当然本気で傷つく。 60年前から、こんな映画を作ってたら、そりゃハリウッドはリベラルだわ、と実感。 あっ、映画としては、出番が多くはないジェームス・ディーンが全力演義過ぎて、ストーリーの本筋を食ってしまう所が有り、バランスは良くないかも。それが、ここの点数がイマイチな理由か?

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