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4.0点
ジャンヌダルクを知らない人は、少なくともフランス人ではなかろう。これだけの超有名な英雄を映画に描くのは大変だろう。演ずる人も大変だ。戦場での女性指揮官、神の啓示を受けた軍人、……、これを神秘的に描くか、シリアスに描くか、一貫性を持たすのは並みの能力では無理じゃないか。 誰もが知っている英雄の生涯、フランスであれば小学生の、遠い日本であれば中・高生の学習教材にいい映画でしょう。 (私の関心は、英国人が『ジャンヌダーク』をどう見るかということ。英国出身の友人が来るので、ジャンヌ談義で酒が飲める。) (不思議に思ったのは、フランスの英雄がなぜ英語を喋るのかということ。 こういうシーンがある。 聖人たちは英語で? Did St. Margaret speak in English or in French? 英国の味方じゃないのになぜ英語を Why should she speak English ? She’s not on the English side. これを双方英語で喋っている。 分かった。これはフランス映画ではなく、アメリカ映画だったのだ。)
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