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上海から来た女 (1947)

THE LADY FROM SHANGHAI

監督
オーソン・ウェルズ
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3.41 / 評価:32件

たまには、ささやけ。

  • shinnshinn さん
  • 2016年6月1日 10時38分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

リタ・ヘイワースの映画を初めて見ました。40年代のセックスシンボルと言われていた女優さんです。ナルホドナルホド。正直、芝居が上手い訳ではありません。系列で言えばどちらかというと、クールビューティ系ですが、かと言って悪女(ファム・ファタール)にもなり切れてはいなかった。50年代のマリリン・モンローのように少しおバカで可愛いという訳でもありません。面差しは好みの問題だけれど確かに美人は美人なのかもしれない(個人的にはあまり魅かれなかったけれど)。本名がマルガリータ・カルメン・カンシーノとウィキペデアにはありましたが、不思議とラテン系にはあまり見えません。

「ショーシャンクの空に」の、刑務所内の映画上映会で囚人たちの間で大いに盛り上がっていた彼女の代表作「ギルダ」は未見なので何とも言えませんが、リタ・ヘイワースが殿方の間で大人気だったとしたら、それはゴージャスな魔性の女が、当時のヘイズ・コード(道徳的検閲とでもいうか)ギリギリでがんばっていたからなのかもしれません(いまの人間が見れば、ハッとするほど際どいシーンはありませんが)。

監督と主演はオーソン・ウェルズ(リタの当時の旦那)です。なので、奥さんをいかにキレイに撮るかに腐心しているようなところが微笑ましいです。若くて才気煥発だった頃の作品なのでストーリーはイマイチですが、撮影は若々しく元気で、ある種の力強さを感じます。オーソン・ウェルズ自身も痩身とは言わないけれど、まだ若くて精悍な感じが実にいいです(決してハンサムではないけれど、そこもいい)。この方は大器晩成とは真逆で、かなり若いときに早々と才能を開花させて、だんだん普通のおじさんになって行ったような印象があります(年をとってからの貫禄は、すこし過大評価しすぎの感がありますね)。

40年代のリタ・ヘイワースのささやくようなしゃべりかたは、タイプの違う50年代のマリリン・モンローにもしっかりと受け継がれているような気がします。60年代のラクエル・ウェルチはどうだったのかなぁ・・・?。70年代のファラフォーセット・メジャーズなんかはもう確信犯的にマリリン・モンローのしゃべり方だったもんなぁ。そう考えると、80年代のキム・ベイシンガーあたりもささやいていたような・・・(気のせいか)。それでも90年代ぐらいからみんなささやかなくなりましたね(ダイコンに見られるリスクを恐れたのか)。たまには、ささやいてほしいですね。売れればいいのダ。

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