作品レビュー(21件)
- sou********
3.0点
ウゲェ…めんどくせー親分が赴任してきたなぁ…。と僕なら思う。
ミーチャムって登場人物の存在がイマイチ分からん。コイツが政府の回し者らしく、アパッチ族がブチ切れ状態なんだけど…なんでなーん?なのだ。 そもそも、超有名先住民族のアパッチの話に興味があって観たら…余計にわからなくなってしまった。 ただ、ミーチャムとアパッチ族以外の話では、面白い表現をいろいろ観れたんだけど。 まぁ、映画って全てが真実ではないけれど、物語にする上での設定には人々を納得させるものが必要だし…。要するに、公開当時の人々の価値観を知りたいのよね。 その点では、辺境駐屯地でもパーティだダンスだっての?おぉ、これぞアメリカン!を観れるし、上官にも食らいつく男気をジョン・ウェインが演じていて主義主張強ッ!だったりしてアメリカ人気質を感じる。脇役達も自由度満載でアメリカ人やなぁ…と。 日本人勤勉、〇〇嘘つかない的なステレオタイプな発想だけどさ。 同時に、アメリカの騎兵隊の精神性を見るよね。隊に準じて国に奉仕するような。この立派な死に様的な考え方が、自由に生きてきた僕には受け入れ難いんだけどさ。 それにしても、ミーチャムの政治的な立ち位置だよね。政府の回し者が何をやったのか…。僕は見落としたのかね?何があったかさっぱり分からん(笑) 笑えないのは、それで特大の紛争が起きるわけだし。 また、アパッチ砦ってタイトルに物騒な出来事を想像していたので、全編がドエライ大騒動だと思って観ていたら、ロマンスパートやコメディ要素が意外と多くて拍子抜け感もある。それを悪いとは思わないけれど、階段の高さを勘違いしたような踏み外し気分。アララ、おっとっと…。 個人的な西部劇のお楽しみは馬。たくさん観れて良かった。音楽も結構良い。
- kat********
3.0点
ジョン・フォード監督。 「駅馬車」(1939年)、「わが谷は緑なりき」(1941年)などなど数多くの映画を製作、アカデミー賞は様々な部門で30回以上も受賞したアメリカ映画界を代表する監督さん。 本作、有名どころでは、ジョン・ウェイン(当時41歳)とヘンリー・フォンダ(当時43歳)が出ているが、若過ぎでパッと見誰だか分からんレベル。 とか言ってるけど二人とも40歳過ぎだったのね? 内容としては一応インディアンとの抗争ですが、軽く恋愛も絡めてあります。 比較的のんびりしたペースの展開ですがアメリカの西部劇らしい出来で、マカロニウエスタンとは全く異なる趣きがあります。 モノクロだしレトロな感はありますが、見てるウチにモノクロだと言う事は感じなくなってしまいます。 大人な男性にオススメします。
- eo1********
2.0点
踊る大捜査線のセリフで、ずっと気になっていた映画。 まさかと思ったが、無能な上司がいると、部下は、かわいそうという話だった。 予備知識ゼロで見たら、誰が主役か分からなかった。 音楽は、聞き馴染みがあってよかった。
- aki********
4.0点
………と思わず冒頭10分で予感してしまった。 映画としてはいいんだけど、物語は今日的視点で見れば、まずいよなーって感じ。 アパッチの族長の言い分がまったくもって正しい。白人の悪徳商人ひとりを殺すなり、アパッチに引き渡せば全てがまるーく治まるのにな。 ヘンリー・フォンダが演じるサースデイ中佐がいかん! 規律馬鹿で融通が利かない、机上で戦争するタイプで現場経験が薄い。ま、サラリーマンにも多いわな。 軍人らしく自分が死地を求めるのはいいが、部下を無駄死にさせんなよー、といいたい。 という訳で物語性に納得感がなかったので、★ひとつ減点ですな。
- beautiful_japan_
4.0点
ネタバレサースデイ中佐は困ったちゃん
このレビューにはネタバレが含まれています。
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