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自由の旗風 (1955)

CAPTAIN LIGHTFOOT

監督
ダグラス・サーク
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4.50 / 評価:2件

メロドラマとしての政治

  • 文字読み さん
  • 2010年6月9日 23時24分
  • 閲覧数 322
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

1955年。ダグラス・サーク監督。アメリカ合衆国に建国の歴史を描く映画の系譜があり(西部劇と鉄道)、日本にサムライの歴史を描く映画の系譜があるように、アイルランドには自由と独立を求める歴史を描く映画の系譜があります。圧倒的なイギリスの力に対抗するアイルランドの人々。そのなかの一人の男の物語。抵抗自体にはいまだに終わりがないので(その点では西部が開発され尽くしてしまったアメリカやサムライが消滅した日本とは事情が違いますが)、よくもわるくもすっきりしたエンディングにはならない。それをきっちりキスで締めくくるあたりがさすがメロドラマの巨匠です。政治映画なのだけれど構造はおもいっきりメロドラマ。

だから政治的な企てをする男たちの世界に女性が入ってくると、途端に画面が生き生きします。この映画では、長いスカートをひらひらさせて走る女性たちの姿こそ一番撮りたい映像に違いない。男たちが簡単に裏切ったり寝返ったり前言を翻したりするのに対して、女性たちはどこまでも一途なのです。

アイルランドの美しい自然のなかでのロケーションもすばらしい。

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物語
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音楽

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