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ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦 (1972)

JUNIOR BONNER

監督
サム・ペキンパー
  • みたいムービー 16
  • みたログ 90

3.73 / 評価:30件

国歌がきちんと終わらない

  • 文字読み さん
  • 2011年5月24日 23時48分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1972年。サム・ペキンパー監督。ロデオの興業で生活している主人公(スティーヴ・マックィーン)だが、生活は苦しく破産。暴れ牛に乗る競技でけがまでしてしまう。実家がある街での興業で、ロデオに出場し続けてきた父との競演を楽しみにしていたが、父は事故に遭い、実利的なことにしか興味がない兄は父の地所を売り払っていた。主人公は金を度外視して暴れ牛へのリベンジに燃えるが、、、という話。

豪州へいって一花咲かせるという父とその夢想的な部分を継いだ主人公の関係、父に耐えつつ続けてきた母、まったく合わない兄弟、かつてのライバルが連れていた彼女、金銭に変えられないもの、などいくつものテーマが重層的に、しかしとても静かに語られる美しい映画。

西部劇の終わりを描いているのですが、形式的にも、敵と味方を主軸とする西部劇の単調だが力強い展開とはまったく異なり、複数のテーマをめまぐるしくカットでつなぐ。かなり奇妙なカットの連続ですが、慣れてくると、AとBの間でカットをつづけていって決着をつけるような単調さを避けていることがわかります。けんかのシーンがすばらしい。国歌が歌われれば静まり返ってしまうアメリカ人なのですが、その国歌だって単調さには収まらない。

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