少し色あせた古典。
- sasgada625 さん
- 2017年11月28日 0時44分
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- 総合評価
名作であることは感じられますが★は三つです。現代(2017年)の目で見た場合の評価としてはどうしても辛口になります。
他のレビューでも書いている人がいましたが、この映画の物語(どんでん返し)自体は2017年の目で見ると新鮮さはありません。テレビ朝日の『相棒』でもありそうな話です。
また、演出もまるで舞台劇をそのままカメラで映しているかのようで、現代の目で見ると映像的に物足りなく感じてしまうのも事実です。
つまり、時代の流れと共にやはり色あせているんです。
円谷監督の『ゴジラ』の特撮が今のCGに比べたらチープに感じてしまう…しかし、その特撮があったからこそ今のCGがあるとも言える。
この映画もそのような立ち位置でしか評価できないのが残念です。おそらく当時の観客のひとりとして観ていたら、間違いなく、すごく面白い映画を観たと興奮していたと思います。ああ、そう感じたかった。
このあたりが古典作品を今の時代に観て評価する難しさなんですよね。当時の時代にタイムスリップして映画を観て評価をすれば、五つ星を掲げていたでしょう。
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