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処刑軍団ザップ (1970)

I DRINK YOUR BLOOD

監督
デヴィッド・ダーストン
  • みたいムービー 4
  • みたログ 41

2.60 / 評価:25件

一番の悪者は…

  • bakeneko さん
  • 2019年7月2日 14時17分
  • 閲覧数 303
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

後作「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」、「キャビン」、「ラビッド」…等のパンデミックスプラッターの嚆矢となった作品ですが、今観ると、杜撰な展開、キッチュすぎるギミック、無名の役者…と「カメラを止めるな!」を連想させる自主制作風低予算映画となっています。

人口40人足らずの小さな田舎町を訪れた“サタンの息子”を名乗るヒッピー集団が儀式を目撃した現地の娘をしばき倒し、抗議に来た祖父にもLSDを盛る。娘の弟である少年は報復のために狂犬病の血液を混ぜたミートパイを創りヒッピー集団に食べさせるが…というお話で、ゾンビ映画の王道であるー“犠牲者がどんどん加害者に転じて増えてゆく”展開となります。

今の感覚で見れば、ヒッピー集団がそれほど悪いことをしていないのに対して、狂犬病に感染させる少年のオーバーリベンジの方に質の悪さを感じさせる筋立てとなっていて、“ヒッピーはぶち殺せ!”という当時のアメリカの田舎の価値観を反映して、「イージーライダー」の田舎者の偏見と同じ時代色を感じさせます。

いわゆるグラインドハウスの2本立て映画として、同じくスプラッターホラーの「I Eat Your Skin」と一緒に公開されている(本作の原題:I Drink Your Bloodと対になっていますね)C級スプラッターホラーで、今日でも月産される“パンデミックホラー“のオリジンとして篤志家の方はどうぞ!

ねたばれ?
ニワトリ、やぎ、ネズミ…と本物を使った撮影も時代を感じさせる作品ですが、本作に出演したネズミは訓練されていて、本作で使われた後でネズミパニック映画『ウイラード』とその続編『ベン』にも出演しています(本映画の出演者の出世頭かも!)。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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