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女囚監獄 (1974)

WOMEN'S PRISON/PRIGIONE DI DONNE/SEX LIFE IN A WOMENS PRISON

監督
ブルネッロ・ロンディ
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4.00 / 評価:1件

古き良きイタリアの安物エロ映画

  • cyborg_she_loves_me さん
  • 2018年9月26日 13時21分
  • 閲覧数 701
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    • 総合評価
    • ★★★★★

 日本でいえば昭和40年代イタリアの、まあ半ポルノ映画、というかレスビアン映画です。十数人のめちゃスタイルのいい美人たちの全裸シーンが、ちょこっとずつですけど何度も出てきます。
 時代が時代ですから露出度は全体に控えめですが、控えめだからこそ出てくるエロっぽさというのもあるわけでして。観客をムラムラッとこさせるツボはうまく心得てますね。
 古き良き時代の良識と節度をわきまえたエロティック映画、って感じで、私は好きです。そういえば「日活ロマンポルノ」だって、当時は俗悪の極みみたいに敵視されてましたけど、今では再評価されてますもんね。

 ストーリーは、はっきりいって荒唐無稽の極みです。

 イタリア旅行中のフランス人女性マルティーヌは、たむろしていたヒッピーたちに何気なく話しかけた。ところが、ちょうどその時に警官たちがやってきて、麻薬所持容疑でヒッピーたちを連行する。そしてマルティーヌも仲間と見なされていっしょに連行されてしまう。ドサクサの最中に、ヒッピーの1人がマルティーヌのコートのポケットに麻薬を入れたのが、マルティーヌも麻薬をやっている証拠と見なされ、彼女は女囚刑務所に監禁される。

 以後、女囚人ばかりの刑務所の中での生活が描かれてゆくわけですが、なんか変なのは、刑務所のはずなのに看守が全員修道女なんですよ。映ってる建物も、監獄じゃなくて修道院の映像です。
 囚人たちは、永らく監獄の中で暮らしてる割には、全員きっちりと化粧していて髪型も美容院から出てきたばっかりみたいに綺麗に整っている。
 部屋のベッドはやわらかいマットに真っ白なシーツが敷かれて、いかにも寝心地はよさそう。
 もうこのあたりの時点で、刑務所の生活をリアルに描く意図などまるでないことは「みえみえ」ですね。

 要するに、SMビデオで女性たちを牢獄に入れて鎖につなぐのとまったく同じで、監獄はエロスを高めるための舞台道具にすぎないわけです。
 ポケットに麻薬があったというだけで、詳しい取り調べもなく、本人の言い分もまったく聞かずにいきなり監獄にブチ込むなど、およそ法治国家と思えない話の展開も、要するにマルティーヌが無実なのに監獄に入った理由が必要だから無理矢理こじつけたまでで、本気で「ありえない」とか反論するようなものではありません。
 だから、これ以後はストーリーを詳しく説明してもあんまり意味はないので、説明は省略します。わかりにくいところはまったくありません。見てればストーリーは誰にでもわかりますから説明は無用です。

 めっちゃマイナーかつ安物の映画ですが、その安っぽさがこれまた、場末の映画館でエロ映画見てるみたいな感じで、私は好きです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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