女優フランシス
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(4件)

切ない20.0%悲しい15.0%泣ける15.0%恐怖15.0%勇敢10.0%

  • 柚子

    4.0

    毒親の犠牲者

    しっかりとした自分の意志があるのに、親を初め、周りの人々に恵まれなかった女優… 異常者扱いで、ロボトミー… 怖い時代だった

  • tom********

    5.0

    Frances as an independent soul

    フランシス・ファーマーは「闘い」をやめなかった。ただ、あまりにも生き急ぎすぎた。 フランシスは何と闘ってきたのか。「自分」であることにこだわりつづけ、「自分」であるために闘ってきたのだと思う。 映画会社、劇団、精神療養所、精神病院は言うにおよばず、母親さえもが「自分」を押しつぶすものだった。 ただ、おおかたの人びとがそうであるように、そうしたものを受け入れてしまい(そつなく状況に適応し)、「上手」に生きていくことはいくらでもできたのかもしれない。むしろ、そうした生き方の方がある意味では楽であったかもしれないし、世間的な意味での「幸福」を手に入れることもできたにちがいない。それでもフランシスは「闘い」をやめなかった。 人生のあらゆる局面で「自分」であろうとしつづけることは困難なことであり、不可能なことでもあり、ある意味では無意味なことであり、不必要なことであるのかもしれない。だとするならば、「自分」であろうとして「闘う」ことにどんな意味があるのか。 「自分」に執着するということは、「孤独」であるということを強烈に意識させられることと同義であるにちがいない。「孤独」から逃げ出したりしないで、あるいは「孤独」をごまかしたりしないで、「孤独」と真正面から向き合うこと。「自分」にこだわり「自分」と向き合うということは、おそらくそういうことなのだ。 Frances died as she had lived ... alone. 「自分」であろうとして闘ってきたフランシスは、あまりにも生き急ぎすぎた。だから、最後のシーンで彼女は、 「これからはゆっくり行くわ」 という言葉を口にしたのだと思う。 「でも、途中でやめたりしないの…」 Harry was not with her when she died on August 1, 1970, at the age of 56. ハリーの手を振りほどいて、「家まで送って」と頼まなかったとき、フランシスは、「ゆっくり」であっても「途中でやめない闘い」を選んだにちがいない。 「自分」であろうとして闘うこと…? 「自分」が何であるのかを知ることさえ易しいことではない。しかし、「自分」が何であるのかを知ろうとして、安易に状況に妥協することなく、自分をごまかすこともなく、もがき苦しむこともまた「自分」であろうとして「闘う」ことなのかもしれない。 不安や肉体の誘惑から自由になることは難しいし、「孤独」と真正面から向き合うことも易しいことではない。 「自分」であるための「闘い」とは、不安や肉体の誘惑に支配されず、「孤独」と真正面から向き合う、ということと同義であり、「自分」をごまかすことなく、「自分」から眼をそらすことなく、「自分」と真っ正直に向き合うということなのだ。 本当の意味での「共感」とは、この「孤独」な「闘い」に勝つことができた人たちのみが感じることができるものなのだろう。

  • tan********

    5.0

    埋もれた佳作

    「キングコング」から低迷していた、ジェシカラングの力演が最高でした! 「真実の瞬間」でのハリウッド内での赤狩りといい、アメリカの明と暗を描き出しています。 一時的、ロボトミーや電気ショック療法って、よくおこなわれていたんですね… 悲しくなりました… 製作は、喜劇王メル ブルックス 本作品以外にも「エレファントマン」「ザ フライ」を製作する他、クレジットに載らない形で、良い作品製作に資金援助をしています。 こういった作品を作る事で、彼の「笑い」が光輝くんですよね。

  • 0calorie

    4.0

    あまりに過酷な人生

    実在した女優フランシス・ファーマーの転落の物語。 才能と美貌に恵まれた娘フランシス(ジェシカ・ラング)がスター女優に成長するが母親の過剰かつ屈折した愛情や自らの率直すぎる行動で周囲と軋轢を起こし堕ちてゆく。 精神病棟でのレイプ、ロボトミー手術・・観るのが辛いシーンも多い中で唯一の理解者であるハリー・ヨーク(サム・シェパード)の存在が救い。 日本に仲良し母娘は多いけれど母親の認識次第では娘を潰しかねない危険をはらんでいる。自分と娘の人生の線引ができない母親って結構いる。 そんな危ない愛情に息苦しさを感じながらハリーのような男性の出現をどこかで待っている女性は案外多いのかも知れない。 暗い映画の中でサム・シェパードが素敵で後光がさしてみえるので星ひとつおまけです。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
女優フランシス

原題
FRANCES

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル