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白雪姫 (1937)

SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS

監督
デヴィッド・ハンド
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  • みたログ 1,339

3.86 / 評価:226件

この頃の美しい絵柄と色使いがとっても好き

  • Shoko さん
  • 2016年3月24日 18時05分
  • 閲覧数 848
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

子供の頃に一番好きなディズニープリンセスは白雪姫でした。
唯一黒髪だったからかな。
でも子供ごころに白雪姫の世界にはとてもひきつけられるものがありました。

今回、現代を生きる大人としてしっかりみたらどう感じるかと思って鑑賞。

まずはその色合いの美しさに魅了されます。
派手ではっきりした色ばかりではなく、優しくベージュや白やグレーがかった繊細で本当に美しい色づかい。

主人公たちの動きは無声映画やバレリーナの動き。
はじめに本物の人間で撮影してそれをアニメに起こしたというのがよくわかります。
とても好きだけど、それが実写になるとやたら大げさになっちゃう。
2007年に「魔法にかけられて」という、アニメの世界のプリンセスが魔法で現代ニューヨークにきて本物の人間になってしまうエイミー・アダムス主演の映画がありましたが、まさにこれが「白雪姫」のパロディ満載で、舞台的な動きのプリンセスとプリンスがいつでもすぐ歌ってしまったり、動物たちと話ができて、お掃除したり、と本当に面白くて可笑しい。

上手につくってあるパロディだから、オリジナルを馬鹿にしているようには感じず、むしろ過去の作品への愛を感じましたが、この1937年製作の世界初の長編アニメーション、「白雪姫」を鑑賞するにいたっても、現代的な批判的な目ではなく、リスペクトの心をもってのぞむのが正しい鑑賞法です。

すぐ歌っちゃうことに関しては、これはミュージカル映画だったということなんですね。
笛ふいて働こう(Whistle While You Work )とかいつか王子様が(Someday My Prince Will Come )とか本当に名曲。大好き。

子供の頃には気づかなかったり忘れていた描写、、例えば女王の椅子の背がゴージャスな孔雀模様だったり、七人の小人の働くダイアモンドの炭鉱がキラキラととてもきれいだったり、、は、みていて楽しかったし、動物ではウサギの絵が最高に可愛い、と注目したり、大人がみても楽しいです。白雪姫、まだ14歳とは知らなかった。

七人の小人たちのキャラクターやエピソードは、子供の頃もそれほど好きとは思わなかったけれど、この部分がなければ相当短い映画になっちゃうし、もちろん小人たちとのやりとりが映画の中心的な役割をになっているのはわかります。白雪姫がただのお飾りのプリンセスではなくて、彼女の性格とか人となりがよく伝わってくるのも、小人と接する姿をみて感じられることだし。

それにしても考えてみれば白雪姫は眠れる森の美女のオーロラ姫のようにベッドで眠っていたのではなく、毒リンゴ食べて死んでしまって、ガラスの棺桶にいれられていたんだ、、棺桶にいれて放置、、とあらためて思うと、グリム的な怖さを感じるし、女王/魔女がどんな最後をとげるのかも忘れていたから、そのシーンを想像するとけっこうおどろおどろしいです。
そういえば、お城の地下牢で、水のボトルに手を伸ばしながら白骨化している囚人の姿とか、けっこう恐い要素もさりげなく入っているんですよね。

総評としては星5つ。
やっぱり1937年ですよ。ここからすべてが始まった、と思えば、長編アニメ映画の金字塔。別格ではないでしょうか。
美しい白雪姫や動物たちの絵柄が大好き。背景のピンクの桜の花も大好き。
でも現代化されたディズニープリンセスの白雪姫ではなくて、昔の絵と色でお願いしますね。

詳細評価

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