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死霊のえじき (1985)

DAY OF THE DEAD

監督
ジョージ・A・ロメロ
  • みたいムービー 31
  • みたログ 456

3.73 / 評価:147件

ゾンビングサウンド!!

  • hig***** さん
  • 2018年3月10日 0時00分
  • 閲覧数 618
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 大好きです。チープな邦題込みで(笑)公開当時、ホラー映画の邦題に『死霊の○○』って付けるの流行ったんですよ。『はらわた』とか『したたり』とか『盆踊り』とか(笑)
 チープなのは邦題だけじゃありません。制作費も役者もチープ!!でもいいんです!!チープこそロメロ映画の真骨頂。下手にお金かけたり、有名俳優を起用すると次作の『ランド・オブ・ザ・デッド』みたいな微妙な出来の作品しか生み出せなくなるんです!!
 そんな超倹約家なロメロさんなんですが、本作でお金をかけちゃったところがあるんです。それはゾンビの特殊メイクの事なんですが、個人的にこのメイク、ダメなんです。凝りすぎてて個体によっては、とても元人間に見えないんです。 人間のなごりがなくては、それはもはやゾンビではなく、別物のモンスターに追いかけられているようにしか見えないんです。
 もちろん特殊メイク技術の進歩の誇示と、物語自体がゾンビ大量発生から年月が経過している設定なので、凝ったメイクを施すことでゾンビ自体の経年劣化を表現する目的もあったのでしょう。でも前作のチープな、あっさり青白メイクの方が、人間の成れの果て=生ける屍感があって逆に怖かった。
 メイク以外は従来のロメロゾンビワールド炸裂です。昨今のご馳走を前に猛ダッシュする行儀の悪い似非ゾンビと違い、ゾンビたちの大人数でジリジリと獲物を囲い込むオーソッドクスな攻めや、結局、ゾンビより人間の方が怖い等の設定は健在で、前作『ゾンビ』へのセルフ・オマージュ等ホラーマニア心をくすぐるシーンや、新要素としても、数的圧倒的不利となった人類側がゾンビの手なづけを模索したり、感情を持ち、思考する新種ゾンビが登場したりと盛りだくさんの内容で本家ゾンビを十二分に堪能できる作品です。
 作品自体の評価は当初は星4つぐらいが妥当かなと思ったのですが、先ほどのメイクの件と、新種ゾンビ役の俳優さんが張り切り過ぎたのか私の目からは、ややオーバーアクトに見えたところが気になったので星一つ減らしました。
 前述の通り次作の『ランド~』以降は個人的にはトホホな出来なのでロメロのゾンビ映画と呼べるのは前2作プラス本作までかな?と思います。

 最後に昨年7月に亡くなられた、ホラー界の巨匠、マスター・オブ・ホラー、ジョージ・A・ロメロ監督に哀悼の意を表します。私のゾンビ好きもあなた無しでは語れません。数々の作品をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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