作品レビュー(151件)
- jhc********
3.0点
さすがに今観ると怖さはほとんど感じられない。公開当時はホラー作品もそんなに多くはなく、見に行った人達にはそれなりに衝撃を与える事ができたのかなと思う。 それでもサムライミとブルースキャンベルの映画作りの情熱は十分伝わってくる作品です。
- ron********
4.0点
とにかく観客を楽しませようという気概に溢れまくっている作品です。 ストーリーなんてあってないようなもので、エロにグロにホラーにコメディがこれでもかと詰め込まれています。 ここまでハイペースで色々起こるとある種の疾走感、爽快感すら感じますね。 演出ひとつにしても、とにかく若かりし日のサム・ライミ監督の「これ斬新じゃね?」「これ面白くね?」というアイデアが詰め込まれていて、「楽しんで撮ったんだろうなぁ」というのがビンビン伝わってきます。 今観ると流石に古臭いのは否めませんが、それでも十分楽しめる傑作ですね。
- もんくま
5.0点
特にホラー映画が好きなわけでもないのに、何故この映画を観に行ったのか全く覚えてないのですが、若かりし頃劇場で観てトラウマを植え付けられた作品。 一緒に行った友人が観終わった後、見るからにビビっているのに強がって必死で怖くないフリをしていたのも今となっては良い思い出です。 スプラッター映画がまだ珍しかった当時、鑑賞後暫くは本作の映像が脳裏から離れず、家路につく電車の中でも言い知れぬ不安を感じながら純粋に恐ろしく、ヤバい物を観たと思いながら帰ったのを今でも鮮明に覚えています。 それから暫くしてレンタルビデオ店の棚に本作を見かけても、(悪霊に憑かれたシェリルの顔のパッケージの怖さも手伝い)もう一度本作を観る度胸がなく完全スルーしてたのですが、時が経ちおっさんになった今、DVDで再見してみると画質が鮮明過ぎるせいか、当時のような圧倒的な怖さは感じないものの、カメラワークや、編集も計算された怖くて面白い非常に凝った映画だと思いました。 自主制作作品という事もあり、粗も目立ちますが21歳という若さで、後の作品にも多大な影響を与えるこのような作品を作ったサム ライミは本当に凄い。 余談ですが、この時代のホラー映画は画質が上がると恐怖感が損なわれる気がします。自分は、DVDでjav版とsony版を所有しているのですが、画質自体に然程差はないもの、気のせいかjav版の方が映像が若干青みがかったような感じでオリジナルフィルムに近い怖さを感じました。
- xxc********
2.0点
ネタバレあの時の衝撃はなに?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - d
4.0点
超有名作なのに観ていなかった。 他のレヴューにあるように子供の頃に観たら確実にトラウマですわ。 低予算インディーズ、しかも1981年の作品なのに今観ても色あせない作品だと思う。 何と言ってもカット割りとカメラワークが秀逸。悪魔のいけにえや物体Xと同様にのちの作品に与えた影響がでかい! 不穏にさせる独特のカメラワーク、恐怖を感じさせるけどスピーディーなカット割り。これだけで観ていて引き込まれる。 ストーリー進行も余計な説明ゼリフもなく、無駄な展開や会話もなくサクサク進んでいくから観やすい。 スプラッタ描写やグロ描写はさすがに古さを感じるが、あの時代に低予算でよく頑張っていると思う。 苦手な人が多いジャンルかつ古い作品なので誰にでも勧められるものでもないが、映画好きという人は1度観ても損なし。
- 通りすがりの映画好き
5.0点
初めて見たのは、5、6歳の頃だと思う。 友人の親が近所の子供たちをレンタルビデオ屋に連れて行ってくれて、好きなの3本選べと言われて、選んだ中の1本。 誰かがホラーも借りようと言い、強がってイイねーとか言ってしまった気がする。 その夜は恐怖から1人で寝ることが出来ず、一緒に寝てくれと親に泣いて頼んだ。 大人になり改めて見たら、あまりのチープさ、つまらなさにガッカリしたけど、映画史に残る作品なので、映画好きを公言したいなら見ておくべき。 3本借りたはずが他2本は全く記憶に残っていないので、個人的には凄い作品なのだが、普通に見たら☆1、せいぜい☆2だろうけど、記憶を手繰れば色褪せない恐怖が蘇るので、仕方なく☆5とします。 子供にこんな作品見せちゃダメだろ・・・ (´;ω;`)
- sss
2.0点
アホすぎる。 /3.0(202004)
- Liz
5.0点
忘れもしない、中学2年生のお盆休み。部活が休みになり、暇を持て余した私は、家にあった1つのDVDを手に取る。タイトルは「死霊のはらわた」。お化け屋敷や怪談が平気だった私は、軽い好奇心と親への反抗心から再生ボタンを押してしまう。午前1時、リビングに1人で。怖かった。怖いなんてもんじゃなかった。気持ち悪かった。結局半分も見れず、DVDをプレーヤーに入れたまま強制終了させ、半泣きで自分の部屋へ駈け込み、震えながら夜を明かすことになった。 あれから7年。コロナウイルスの影響で予定がなくなり、暇を持て余した私は、友人とのチャットで映画についての会話をしていた。「死霊のはらわた」の話になり、最近暇すぎて加入したU-NEXTに「死霊のはらわた」があるのか気になった。あった。見放題だ。今回は昼の13時だ。1人だが、大人になったし、明るいから大丈夫、そう思い、鑑賞することにした。前半は全然怖くなかった。なんだこんなもんだったのか、と思っていたが、半分を超えたあたりからグロい。心理的にもくるものがある。気持ち悪くなってやめた。あと20分くらい残っていた。 点数はすべてを見終えていないことと、怖すぎて二度も停止させられたことから5点とした。 タイトルにした”死霊にはらわたはあるのか”。これについて考察するため、死ぬまでに必ずすべて鑑賞したいと思っている。 3月11日13時 鑑賞
- kapiko517456
5.0点
昔、学校の行事で予定していたレクリエーションが雨で中止になり、先生が2本のビデオテープを用意してくれた。 1本は感動系か面白い系で、もう1本が死霊のはらわた。 好きな方を観なさい。と二部屋に分かれ上映会を開始。 何故怖い方にしたのか覚えていない。 あまりの怖さに部屋を出ていく生徒もいた。終始、悲鳴で上映会終了。ほんとただただ怖かった。。。 しばらくして死霊のはらわた2が映画館で上映されたので友達と観に行ったな。同時上映がスーパーマンで、先に怖い方の死霊のはらわたを観て、そのあと気分転換でスーパーマンにしよう。と会話まで覚えている。 同時上映って懐かしいですね。昔はお得だったなー。 そもそも、この映画ってR指定ではないのですかね?昔はR指定とか無かったのかな?映画館も普通に入れたし。 だけど何故学校の行事にスプラッタホラーをチョイスしたのか、、、(笑)ホラーブームだったからだとしても現代なら他のジャンルを選んでいましたよね。 雨が降らなければ、この映画に出会っていなかった。私にはインパクト大の忘れられない映画のひとつになりました。
- エル・オレンス
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - バードマン
5.0点
【前置き】 僕の考えでは『映画は自分が面白いと思ったらそれで良い』という考えなので、面白かったら星5つ、普通だったら星3つ、面白くなかったら星1つとしていきます(これからの投稿で) ============================================ 【評価の基準】※あくまで基準です 1.テンポ・・・・・・・・丁度良い展開のは速さかどうか 2.ハラハラドキドキ・・・見ていて楽しいかどうか 3.ホラーシーン・・・・・工夫のされた怖いシーンがあるかどうか 4.登場人物・・・・・・・魅力的かどうか 5.物語の展開・・・よくあるストーリーじゃないかどうか ============================================ 【本作を鑑賞した動機】 知り合いに勧められたから ============================================ 【見所】 オーバー過ぎるスプラッターシーン ============================================ 【感想文】※個人の感想です 面白かったか普通だったか面白くなかったで言うと、面白かったです。 本作の恐怖の対象である死霊が登場人物にとり憑いた時の特殊メイクは役者の演技も相まってリメイク作品より何十倍も怖かったです。スプラッターシーンはCGを使っていないこともあって妙な生々しさがあり、気色悪さを上手に表現出来ていたと思います(粘土を使用しているシーンなど)。しかし主人公が瀕死の友人にビンタしたり、必要以上に血を浴びまくるシーンはなぜか笑ってしまいました。それも本作の魅力なんですがね。以上!! ============================================ 【どんな人向け】 1.スプラッター映画が得意な人 2.リメイク版を観たことある人 ============================================ 【最後に一言】 観た後食欲が減少されます。~END~ 作成者:バードマン1号
- pop********
5.0点
サム・ライミのクセの強い演出、否、クセしかない演出が光る、最高にクールなホラー。 ふざけてるのか?マジなのか?の境界をギリギリ跨いでは戻ってくる絶妙なシーンの連続。アートディレクションも素晴らしく、チープが故に不気味なギミックも満載。 2ではさらにふざけパートへの振り幅が大きくなり、3ではやり過ぎて失敗、という一連の流れもサム・ライミらしくて愛せる。(TVシリーズも全部演出してほしかった…)
- さち
5.0点
怖いだけでなく、面白い。けれど、終わり方が残念でした。 そして、演技がとにかくすごい。もう本当にすごい。すごいとしか言いようがありません。演出もいいですね。ほどよい恐怖感を味わえます。 低予算で作ったとは思えない映画でした。
- JUNJUN
4.0点
スプラッタムービーと言えば、この作品でしょう。そもそもこの映画がスプラッタの原点ではないかと。ホラーとしたら、さほど怖くはないです。
- sou********
5.0点
比喩表現、なのだが…。 カメラワークが不協和音! 特に、序盤〜中盤のバケモノが登場する迄の不安定な感じと工夫を凝らしたアングルがとってもいい。 そのカメラワークにキレイに馴染む効果音と音楽もいい。 今時、の映画ばかり観ていたら、バケモノのチープさは否めない所ではある。昔の戦隊モノや初期の仮面ライダーの怪人っぽさ満載。 其処も、ノスタル爺いなオッさん達には味があると思える部分だけど…。きっと若い子が観るとショボいと一刀両断だろうね。 チープを愛でる事が出来る時代を生きた事は、僕らの世代の宝かもしれないねぇ…。 細かい事だけど、男2対女3の旅行ってのも初っ端からバランスが悪くていいと思う。 観る側に恐怖が伝染する事はないけれど、かなりの良作ホラーだと思う。
- よりより
5.0点
ホラー映画の金字塔です。
- des********
4.0点
流石に、今見るとチープさが目立つ作品ではあります ホラーではありますし、いきなりドン!ってやられると「うわ!?」とはなりますが でもそれまでって感じ 恐怖のどん底!って感じには流石になれないですね しかし、歴史的意義(と言ったら大袈裟かもですが)は大きい本作 やはり今見ると「おお、この演出は!」となる箇所は多いですね 今のホラー映画の流れの一つを作った、偉大な作品である事は疑いの余地なし ストーリーはちょっと安っぽさというか、「まあそうなるでしょうね」が多いのですが、でもよく考えればこの「ホラーの定番な展開」を作り出した内の一つが本作 そう考えれば、やはり偉大だなと思わざるを得ません ホラー映画の「古典」の一つ ホラー映画好きを名乗るなら、見なければという作品です
- cyborg_she_loves
4.0点
公開当時は、映像のグロテスクさに度肝抜かれて失神寸前になるようなウブな女性もいたものですが、はるかにグレードアップしたグロテスク映像が山ほどあふれてる現在では、むしろ心地よくキモチわるさを楽しめる節度を保った映像が楽しいです。 で、久しぶりに見ながら、それにしてもなんでこんなに怖くないんだろう、安心して落ち着いて楽しく見れるんだろう、と考えてたんですが、ひとつは襲ってくる相手が常に必ず物理的存在ですね。 ドアに鍵かけたら次は窓を破らないと入って来れない。 地下室に投げ込んで蓋閉めて鎖をかけたら出て来れない。 多くの(特に日本の)ホラーは自然法則を無視する点では総じて無節操で、テレビの画面から出てきたり、えらく離れた場所にぽんぽん出没したり、殺しても平然とよみがえったり、まあ観客をビビらせるためなら好き放題むちゃくちゃなストーリーを作りますから、見てるこっちもすぐアホらしくなってくるんですけど、相手がここまでちゃんとした物理的存在だと、こっちは安心して、納得して見てられます。 ドラキュラでも、フランケンシュタインでも、ゾンビでも、ハエ男でも、西洋人の考える恐怖の対象って、基本は全部、物理的存在ですね。何百年も生きてたり、見掛けがグロテスクだったりするけど、ちゃんと肉体を持ってる。 そこが、とてもわかりやすい。 このジャンルの中では一番好きな作品のひとつですね。
- ryo********
5.0点
とにかくグロい、汚い。これが最高なのだ。 悪魔や死霊という類のものはいわば醜い人の心の中身であり、 その業は心を持つ人間という存在にとっては不滅なもの。 本作中の実に汚くて哀れな死霊は、まるで誰もが持ちうる人間の 心の陰湿的な部分が具現化されたよう。 不滅な象徴としていつまでもしぶとく生き続け、嫌悪される死霊は 人間よりもよほど人間らしく、人の心そのものだ。
- tsu********
5.0点
低予算でこの内容、若き日のサムライミ監督やスタッフの気合いを感じるしこれでもかと推し進める展開も秀逸。一番怖かったスプラッター。