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白い足 (1949)

PATTES BLANCHES

監督
ジャン・グレミヨン
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4.50 / 評価:4件

ええっ 男の足のことだったの!

  • bakeneko さん
  • 2019年8月7日 8時40分
  • 閲覧数 56
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    • 総合評価
    • ★★★★★

「ベケット」でアカデミー脚本賞を受賞したフランスの脚本&劇作家:ジャン・アヌイの原作&脚本をジャン・グレミヨン監督が映像化したもので、原作では特定されていない舞台を監督のホームグラウンドであるブルゴーニュ地方の港町に設定して、5人の男女の愛憎劇を繰り広げてゆきます。

19世紀初頭のブルターニュの港町。奔放な伯爵の最後の子孫である城主:ジュリアン(ポール・ベルナール)は時代遅れのゲートルをいつも足に巻いていることから“白い足”と子供たちから揶揄されるほどに落ちぶれて、馬だけを友として旧館に一人で住んでいる。港町で酒屋を営む船主:ジョック(フェルナン・ルドゥー)が街から連れてきた愛人:オデット(スュジー・ドゥレール)は田舎臭いジョックでは飽き足らず、城主ジュリアンと非正嫡子のその弟(ミシェル・ブーケ)まで誘惑する。船主が雇う孤独な女中:ミミ(アルレット・トマ)は孤独な城主に思いを寄せていたが、船主とオデットの結婚が決まり…という複雑な愛憎劇で、
孤独で偏屈な城主
その異母弟の神学生くずれの美青年
強欲だが田舎者の船主
家政婦あがりで名声と安定した地位に成り上がろうとしている愛人
孤独な使用人の娘
のそれぞれの心理と衝突がブルターニュの海辺を舞台に描かれてゆきます。
また、日本や英国と異なり、フランスの貴族はあまり雲上人的な存在ではないことも興味深く、子供たちに囃し立てられるジュリアンや酒の席でこき下ろされる先代城主の様子に、“ルイ16世の時代までベルサイユ宮殿の庭園に庶民が自由に出入り出来て、王と語らっていた”-フランスの貴族と庶民のスタンスに驚かされます。
ブルターニュの海岸の情景やカルバドス、シードルといったリンゴ酒といった名産も物語に取り込まれていますし、劇中のオルゴールや結婚式で歌われるテーマ曲:アムールも美しい旋律で耳に残りますよ!

ねたばれ?
劇中の台詞より―
愛人:バスタブが欲しいの♡
船主:すぐそこに海があるじゃないか!
って、やはりフランス人はあまり浴槽には漬からないんだなあ~

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