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白い砂 (1957)

HEAVEN KNOWS, MR. ALLISON

監督
ジョン・ヒューストン
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3.50 / 評価:2件

日本人の描き方

  • 文字読み さん
  • 2010年2月5日 0時01分
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  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1957年。ジョン・ヒューストン監督。太平洋戦争終盤、漂流した海兵隊員(ロバート・ミッチャム)がたどり着いた島には尼さん(デボラ・カー)が一人残されていた。二人の共同生活が始まるが、やがて日本軍が上陸してきて、という話。軍隊と教会にそれぞれ忠誠を誓っている二人の恋はうまくいくのかという展開ですが、とてもあいまいな結末が印象的。二人とも軍隊や教会を捨てきれない。

特に尼さんの方は正式な尼さんになる誓約(神との「結婚」と表現されている)の一歩手前=婚約ということになっていて、普通は土壇場で神様から男へと切り替えてハッピーエンドとなるはずなのですが(結婚前なら破局もありというハリウッドの文法)。そもそも二人が好きあっていく過程の描き方があいまい。一緒に船を作っているときの会話をもうしこしなんとかできなかったのだろうか。雨の日のけんか→尼さんの病気→回復と仲直り、というのは定型だとしても。

興味深いのは、日本人の描き方。上陸してきた日本軍から隠れて生活する二人ですが、男が食料を盗みに軍の施設にもぐりこむ。それまでは暗い影だったり声だけだった日本人が始めてその姿を現すのですが、それがなんと、風呂に行くふんどし一枚の男。それまで画面に出てこないことで無気味な存在だった日本人の最初のイメージがこれとは。さすがに安易なジャポニズムや単なる無知とは異なるのですが、この日本人の裸のイメージは強烈です。ご覧になればわかります。

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