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親愛なる日記 (1993)

CARO DIARIO/DEAR DIARY

監督
ナンニ・モレッティ
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3.56 / 評価:9件

映画で描いた日記

  • bakeneko さん
  • 2008年10月15日 20時04分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

文学の世界では、私小説やエッセイ等の軽めの分野が存在して、大作をこなす体力や推理小説を考えながら読む集中力が無い時に気軽に楽しめます。

映画の場合、コメディといえどもストーリーを追うぐらいの労力は必要なのですが、モレッティは“映画による自己の周辺スケッチ”という、より軽めのカテゴリーを創り出しました。

内容は文字通り主人公であるモレッティ自身の身辺雑布であります。
で、この人はどうしようもない“映画ボンクラ”ですので、なんだか自分のことを描かれているような“痛い”ギャグが次々と出てきます。
映画の出来に関する批評家のコメントにこだわったり、映画に関係ある風物にはしゃいだりする様子にはこちらの側も深く共感するところであります(他のエピソードも素直に笑える話です)
基本が笑い話で、3つの大きな括りからなる映画ですが、本当に肩の凝らない愛すべき“映像日記”であります。

本作の続編というか日記の続きに「ナンニ・モレッティのエイプリル」と「それぞれのシネマ」の1エピソードがありますので、気に入った方はどうぞ(映画バカぶりは健在です♡)。

一方でモレッティは繊細な映画も撮れる人で、その上駄作の無い監督なので、「息子の部屋」、「赤いシュート」、「ジュリオの当惑」等もお勧めです。

ねたばれ?




第2話に出てくる“ションション♪”曲は「夕陽のギャングたち」のテーマです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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