ここから本文です

進撃0号作戦 (1973)

WHAT AM I DOING IN THE MIDDLE OF A REVOLUTION?/CHE C'ENTRIAMO NOI CON LA REVOLUZIONE?

監督
セルジオ・コルブッチ
  • みたいムービー 0
  • みたログ 2

3.00 / 評価:2件

コルブッチ魂全開!

  • topgabacho さん
  • 2011年9月22日 14時22分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 『続・荒野の用心棒』の「ジャンゴ」で、その強烈なイメージを焼き付けたセルジオ・コルブッチ監督は、60年代末からメキシコ革命によそ者の主人公をからめた「革命三部作」と呼ばれる佳作を創り、徐々に残虐・皆殺し路線から毛色を変えつつありました。そのうちの一つ『ガンマン大連合』では、ちょっとトボけた切れ者(F・ネロ)と天然ボケ気味の猪突猛進型革命戦士(T・ミリアン)の掛け合いが非常に面白かったのですが、『豹/ジャガー』も随所に面白おかしいシーンがちりばめられています。しかし、この『進撃0号作戦』のドタバタぶりは一層徹底していて、最後までずっとアクションシーンが絶えず、笑いと共に胸が痛くなるシーンすらあります。「三部作」の中では製作年度が一番新しいこの作品は、やはりコルブッチ監督が本来持つ、ユーモアないしコメディテイストがふんだんに盛り込まれていて、この後もそうしたコメディ路線を加速させて進むことになります。
 ヴィットリオ・ガスマンの演じる、イタリアから革命騒動で危険なメキシコにやってきた劇団の役者グイドと、エドワルド・ファヤルドの演じる、やはりイタリアからやってきて布教活動を行なっていた神父アルビーノは、ともに凄惨な革命の中での殺し合いに関わるのはまっぴらごめんなのですが、どう言う訳かそれに引き込まれてしまいます。逃げては引き込まれ、また逃げては引き込まれつつ、その都度アクション満点・可笑しさ満点で逃げ出します。しかし、クライマックスではそれまでの二つの革命ものとはちょっと違った締めくくりが待ってます。やはり可笑しなノリに目が向きますが、コルブッチ監督が真面目に取り組んだだけに、考えさせられる締めくくりになっていて、胸が熱くなります。
 問題は現時点で国内ではソフト化されていないこと。一刻も早く国内でDVD化されることに期待したい作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • スペクタクル
  • 不思議
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ