真実の瞬間

IL MOMENTO DELLA VERITA

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真実の瞬間
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)


  • スーザン

    2.0

    ほとんど闘牛を観るだけの映画です。

    なんだか裁判ものみたいなタイトルだが、“真実の瞬間”とはマタドールが牛に最後のとどめの剣を刺す事だと作中で教えてくれる。 田舎から出て来た若者ミゲルが闘牛士として成功し、ひたすら頑張るも徐々に心が疲れてくる・・・という話。 だがストーリーと言うようなモンはほとんど無く、ひたすら闘牛シーンを見せてくれるという映画。 主演のミゲルは本職のマタドールなのだろう。 普通の役者があそこまでは出来ない。 血まみれの牛は観るに堪えない映像であるが、マタドールの所作や衣装はカッコいい。 特に、始まる前の観客へのご挨拶の時(大相撲の土俵入りみたいなもの?)は普通の衣装の上から、それぞれが違った柄の織りの布を着て登場するのだが、それがとても美しい。 (それこそ力士の化粧廻しみたいなものか)

  • 柚子

    2.0

    牛よ、安らかに…

    まず闘牛が、どうしても受け入れられないので、マイナスモードで見始める… なんて残酷な競技なんだろう じわじわと牛をなぶり殺しにして、楽しむなんて… おまけに、馬まで受難だよ 男の美学かなんだか知らないが、本当に可哀想すぎて、見てて辛い 貧しい青年が田舎から出てきて、お金のために闘牛士になり、成功するも、虚しさを覚えはじめ、人生を考えはじめたときには、時、既に遅し スペインの牛追い祭りシーンなど、見どころも

  • gor********

    2.0

    珍しい闘牛士映画

    タイトルの『真実の瞬間』というのは、 闘牛士が牛に最後のとどめをさす時の言葉らしいです。 舞台はもちろんスペイン、 花形スターである闘牛士を目指して、 上京してきた青年の栄光とその葛藤を描いた作品です。 闘牛士の裏舞台など、もちろんよく知らなかったので、 なんとなくは楽しめましたが、 これを見て、闘牛士をやってみたい・・・ なんて気持ちにはなれるもんじゃないけどね(苦笑) ましてや運動オンチのわたくしには<`~´>

  • mih********

    5.0

    闘牛士育成ビデオ

    闘牛。 スペインと言えば闘牛である。 世界中の人が絶対そう思ってる。 しかし、闘牛を描いた映画は大変少なく、 思いつくのは『血と砂』くらいである。 ただその『血と砂』もタイロン・パワーや ヴァレンチノの恋物語中心で、 闘牛とは何ぞや?と言う根本が分からない。 ウィキペディアにもあんまり書いていないし。 大体闘牛なんて、 ただ赤い布をひらひらさせて牛を刺すだけでしょ? それにいくらスペインの国技でも、 傍から見たら牛をなぶり殺しにしているようにしか見えないし。 しかし! そんな下世話なイメージを根本から覆すのがこの映画である! 牛背中に何本も槍が刺さっててふらふらになってても向ってくる牛。 それに止めを刺すトレロ・マタドール。 ムレータに血しぶきが飛び牛がぶっ倒れる。 この瞬間をエストカダ、『真実の瞬間』と言う。 いかに一撃で牛を殺すかが見せ所である。 これ以上書くとガイドブックみたいになるので映画のほう行きましょう。 あ~、 なんかヤフーの映画解説でかっこいい事が書いてありますけど、 ストーリーなんてないようなものです。 それに『群がる女』はアメリカ人のオバサン。 『望むのとは違う向き』は、 ただ金儲けしたいだけなのにマネージャーが ファンサービスをもっとやれと言う事だけ。 『労務者生活に疲れ果て』たことなんて全然無く、 ただ単に闘牛士は給料がいいからなってみただけの事である。 もうコレは大迫力の闘牛を見せるためだけのものである。 しかし、 普通に見ているとコレは映画ではないような気がしてくる。 闘牛シーンと闘牛士の生活にあまりにもギャップがあるからだ。 なんて落差が激しいんだ? も、もしや・・・闘牛シーンは普段の闘牛を撮っているだけ??? 本当にただ闘牛シーンを撮ってるだけでした! 確かにイタリア映画の癖に エキストラを競技場いっぱいに集められるわけがない。 それに一頭1千万円する牛をおいそれと殺せるわけがない。 イタリア映画なんだから! だとすると主役の演技量が少ないのもうなずける。 ミゲル・ミゲランは本物の闘牛士だったのだろう。 どうせ全部イタリア語に吹き替えるんだからへたくそでも分からないだろう、 と言う魂胆が見え見えである。 とか何とか言いつつも、 なぜかこの映画に引き込まれてしまう。 それもそのはず、 70年代、有名監督がハリウッドに取られて骨抜きにされた イタリア映画会の衰退期にあって、 ほとんど唯一まともな映画を撮っていた フランチェスコ・ロージが監督であったからである。 まともな映画というより、 社会は映画というべきだろうか、 ロージはマフィア物の映画をとりすぎたばかりに、 マフィアに目の敵にされ、乗っていた飛行機を撃墜された と言う逸話がある人である。 だから下手な恋愛話を入れずに、スジの通った映画が撮れたんだろう。 闘牛なんて興味ない人にも一度は見てもらいたい作品です。 コレをきっかけに、闘牛好きになる事間違い無しです。 本当にかっこよすぎて足が萎えますよ! そして闘牛好きも必見です! 細かい手順を丁寧に教えてくれて、 素人でも闘牛が出来そうになります!! 絶対に一見の価値大有り!!!

  • fbx********

    3.0

    社会派ロージ

    闘牛士の現実。光と影。 容赦ないリアリティーで描く。 社会派として有名なロージは少し、ネオリアリズモとは毛色が違う。 そこが魅力ではあるのだが。 この作品では社会派の側面よりも美しい映像作家としての面が強調されていて、 今ひとつ食い足りない。見応えはあるけれど。

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