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シンドラーのリスト (1993)

SCHINDLER'S LIST

監督
スティーヴン・スピルバーグ
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  • みたログ 6,523

4.35 / 評価:2105件

命の重さについて深く考えさせられる感動作

  • bat***** さん
  • 2020年4月25日 17時01分
  • 閲覧数 2173
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

これで知った気になっては決していけないけれど、絶対に観て識るべき。

正義もモラルも強要も何もない理不尽が蔓延している世界で、ユダヤ人の希望となったオスカー・シンドラーというドイツ人の話です。

印象に残ったシーンがいくつもあります。

ゲートに「本当の力」について説くシーンは、現代人にも響く言葉でした。
自分や世間の当たり前をぶつけるのではなくて、許すという判断ができることが本当に力のある者が取る(取れる)行動。

ゲットー解散時に(モノクロの中で)赤いコートを着た少女が彷徨っているが、誰にも気付かれない。
しばらくして、ユダヤ人の遺体に焼却命令が出された際に、再び赤いコートの少女の遺体がそこにはあって、改めてやるせなさを突きつけられました。

酒飲みのオスカーが何回かシュターンに杯を勧めるのだが、ずっと断っていたシュターンがアウシュヴィッツに送られそうになった際に、(恐らく最期だと察して)とうとうオスカーと杯を交わしたのは、2人の信頼関係を表現していて心に染みました。

あとは何と言っても、最期にもっと多くのユダヤ人の命を救えたのではないか、と泣き崩れるオスカー・シンドラー。
最初金儲けのために、賃金の安いユダヤ人を雇うことを考えていたオスカーだったからこそ、この後悔の想いは一層強かったのだろうと思います。
シュターンやたくさんのユダヤ人との交流を通して、命の重さを知ったオスカーで締め括られました。

オスカーが救った「シンドラーのユダヤ人」は1100人でした。オスカーの墓標に「シンドラーのユダヤ人」とその子孫が哀悼するカットで、ホロコーストで殺害されたユダヤ人は600万人を超えると、綴られていました。この歴史的事実のコトの大きさが伝わります。

この映画はもちろん重厚なテーマですし、3時間超あるので、体力は使うかも知れません。
でも、識るべきことだから集中して観れますし、クスっとできるシーンも実はいくつかあって、映画としてのクオリティもめちゃくちゃ高いなと思いました。

詳細評価

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