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スーパーフライ

スーパーフライ

SUPER FLY

93

mih********

1.0

こういうのは、全く良くない。

ピンクキャデラックに乗って、 ワニ皮のブーツをはき、 白いタキシードにティアドロップをかけた ロン毛のおっさん。 取り巻きはベルボトムを履いたアフロ。 コークとか下手な隠語で麻薬のやり取りをするその姿は、 おしゃれとか何とかを通り越して、 もう・・・ ダサすぎ!!! しかも話が恐ろしくトロい。 アクションもトロければ、会話もノロい。 そしてまったく面白くない。 麻薬をキめて女をはべらせるのとか、そういうものが最高と本気で思っていて、 そのうえで自由とか言って、 それを本気で本気でホンキで言ってる。 これ撮られたのが72年。 この年は『ゴット・ファーザー』と『惑星ソラリス』が公開されている。 はっきり言ってバカ。 これを本気でカッコいいと思っているなんて黒人が馬鹿にされても仕方ないよ!? これが、これがブラック・ム~ビィ~なのか! 『ヤコペッティの残酷大陸』はそういった黒人のかっこつけを本気でバカにしている。 ラスト、エレキをかき鳴らしながら黒人たちが白人に復讐する。 グラサンにアフロでベルボトムと言う今作のような黒人が、 もう筆舌に尽くすモンド振りで白人を嬲り殺していくわけですよ。 ブラック・ムービーにこびているふりをしながら、 本当は心底黒人の浅い、 麻薬をやることをカッコいいという感性を馬鹿にしている。 まあ、実際はヤコペッティの人種差別の表れだと思いますが。 ともかく、今の人が見たら、 今作に出てくる不良黒人なんてダサくてバカです。 それだけです。 しかも、最悪なのがアメリカの黒人たちのそういう状況が 今になっても全く変わってをらず、 むしろひどくなっているという現実。 何つーか、ハーレムとか麻薬をかっこよく見せるのって、最悪だと思う。 いや、 最悪なんて生易しいものじゃないか。 黒人が社会的に向上することが難しい大きな原因は、 麻薬や暴力を特に何の主張もなくカッコいいと盲信して、 そのイメージを広めていくことだと思います。 と言う意味で、今作は最低。 まあ、 普通に見てもひどくつまらない映画で、 見た瞬間忘れるような映画です。

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